健晃堂

環境の変化に強い人の習慣

春から夏への変わり目で、
蒸し暑い日の続くこの季節。

自律神経の働きも乱れやすく、
心身の状態も不安定になりがち。

ゆったりとした気分になりたいが、
やっぱりイライラしたり、
気分が沈むことが多い。

憂鬱な曇り空の日が多くなると、
どうしてもそうなりますよね。

そんな季節でも、
ある習慣を持つ人は、
心も体も比較的安定した状態で
過ごしているようです。

おそらく誰でもやろうと
思ったことがある行動。

そんなことが日々の心身の健康に
影響を与えるとは
意外な感じを受けるかも知れません。

その習慣とは?

“日記を付ける”

今すでにやっている人、
やろうとしたことはあるが、
いつも続かない人、

色々な人が居ると思います。

なぜ日記を付けることで、
安定した状態で日々を
過ごすことが出来るのか?

お話しさせていただきます。

心と体には深いつながりがあります。

頭で考えていることが、
脳からの信号となり、
体に様々な影響を与えます。

なので、

心身の状態のバランスを保つには、
自分自身がどのような精神状態で
日々を過ごしているのかを
客観視することが大切。

ところが、

この自分を客観視するということが
普通の人にはなかなか出来ません。

日記を付けるということは、
その日にあった出来事や、
行動したこと、感じたことなどを
書き出すということ。

自分の書いた文章を読んでみて、
どんな気分になるか
想像してみて下さい。

その日に起きた嫌な経験や
イライラした出来事など。

このような話を自分で文章で
書き出して読んでみると、
あまり良い気分にはならないでしょう。

そう感じた時点で、

別の視点を持ち、
違う文章に書き換えるかも知れません。

そして、

その書き換えた通りの
精神状態になるはずです。

文章で楽しいことや、
勉強になったこと、
良い経験をしたことを書きながら、

頭の中では怒り狂っていたり、
気分が沈んでいる
という状態にはなれないものです。

簡単に言えば、

一日の終わりにでも、
次の日でも良いので
日記を付けることによって、

その日に受けた様々な精神的ストレスを
リセットすることが出来るのです。

ニュートラルな状態に戻って、
また再スタート。

頭の中の思考が常に整理されるので、
日記を付けることは、
自律神経の働きの安定にも
つながります。

そしてこれが大きなポイント

自分の手で日記を書くということは、
自分自身の生きてきた記録を残す
ということ。

この記録はストックされ続けます。

このストックされてきた日記こそが、
自分自身にとっての財産。

毎日必ず日記を付けると決めると、
自分自身の日々の行動に
関心が高まったり、
色々な周囲の出来事に対しても
観察力が深くなり、
色々と気付くことが多くなるでしょう。

その日に得た知識や経験の
一つ一つも無駄にしない
意識が常に働くようになります。

日々得た気付きや知識・経験を
日記という形でストックし続けることで、
築き上げた財産は、

いつしか大きなパワーを持つようになり、
自分自身に余裕を与えて
くれるようになるでしょう。

たくさんの貯金が出来ると
心に余裕が出来たといった
経験がある人も多いでしょう。

日記として書き記した記録も同じです。

それがあるだけで、
生き方そのものが
地に足が付いた状態になり、
心身の安定にもつながるでしょう。

こうなると、
自律神経の働きのバランスも
高いレベルで安定して来るので、
環境の変化にも強い体になります。

多くの人が日記を付けようとしますが、
ほとんどの人は途中でやめてしまいます。

それは、

ストックされた日記が財産になり、
いつしか大きなパワーを持ち、
自分自身を安定した状態にしてくれる
といったイメージが無いからでは?

財産を築き上げる。

そのようにイメージして、
日記を付ける習慣を持ってみては
いかがでしょう?

自分を客観視することで、
日々の気持ちがリセットされ、
安定した日々を送りやすく
なると思われます。

普通に安定して生活していても、
時にはその安定を乱す出来事が
起きるものです。

そんな時に必要な対応は?

次回にお話します。

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