健晃堂

与沢翼から学んだ読書術

心も体も健康で、その上、
物心ともに豊かに生きている人は、

気付く力に優れています。

どんな人と話している時でも、
何かしらに気付き、
それらを自分の仕事に役立てたり、
新しい発想でビジネスを作り出したり
することが出来ます。

どうして、そんなに様々な気付きを
得ることが出来るのでしょう。

世の成功者と言われる人のほとんどが
大量の本を読む読書家で、
与沢塾でもとにかく本を読むことを
すすめられました。

だけど、

活字アレルギーの人が多いのも事実。

アイデアさえ浮かべば、
すぐに実行する行動力はあるのだが、
そのアイデアが浮かばない。

インプットの必要性はわかっているが、
本を読むのは苦手。

そんな人に、
与沢翼氏から教わった読書の方法を
お伝えさせていただきます。

本を読む目的は大きく分けると二つ、

・情報のインプットをする
・思考力を鍛える

この目的をまずは明確にしましょう。

読書が苦手と話す人は
よく次のようなことをやっています。

・気になったところに線を引く
・気になったページに付箋を貼る
・ページの端を折る
・思ったことを書き込みながら読む
・気になったページをコピーする

これらの作業は、
本を読む目的から考えると、
全く必要は無いことです。

・情報のインプットをする
・思考力を鍛える

この二つの目的を達成するためには、
余計なことをせずに、
ただ読むことに集中することが大切。

読む以外の作業を入れればその分、
無駄な時間がかかるだけ。

それだけインプットに充てる時間が
少なくなってしまいます。

次々とひらめきが起こり、
アイデアが湧き出てくるように
なることが目的なのであれば、

“大量のインプットが必要”

つまり読む本の量が大切。

最低でも一日に一冊読むこと!!

年間に10冊程度の読書なら
誰にでも出来る。

一年に300冊以上読むからこそ、
富を手に入れることが
出来るようになるそうです。

余計なことをやったり考えたりする
時間があるなら“読めばいい”

シンプルにそういうことです。

そんなことを言われても、
読書は苦手なんだから無理!!

そうですよね。

出来るんだったら、
最初からやってますよね。

どうしても苦痛に感じたら、

このようにイメージしてみましょう。

“成功には沸点がある”

水に熱を加え続けると、
泡がブクブクと湧き上がり
沸騰しますね。

しかし沸点に達するまで、
水には何の変化も見られません。

人間の成功というのも、
この沸点と同じだと言われています。

最初のころはいくら努力を続けても
全く変化は見られない。

読書も苦手なうちは、
読むだけですごく疲れます。

いくら読んでも、
内容が全く理解出来なかったり、
覚えられなかったりで、
苦痛にしかならないかも知れません。

だけど、

それでも続けることが大切です。

読んでいて面白くない個所は
飛ばしてもかまいません。

本にも相性があるので、
自分に合わないと思った物は
読むのをやめて、
他の本を読んでみる。

そうやって続けていくと、
全く意味が無いように感じられても、
頭の中では見えないところで
脳に変化が起こり、
古い記憶と新しい情報がリンクし、
ひらめきが起こるようになります。

そこまでが、苦痛で長い。

与沢流の読書術には、

“こうすれば楽に読める”

といった方法は、

残念ながら全く無さそうです。

だけど、

豊かな人生を送ることを目的に
読書をするのであれば、
これが一番の近道では!!

スポーツの世界でも、
基礎トレーニングが
退屈で苦手だからやらない
という選手は大成しないでしょう。

読書も同じこと。

・情報のインプットをする
・思考力を鍛える

この二つの目的に集中して、
線を引いたり付箋を貼るなどの作業は
一切やらずにただ読み続ける。

気になったところに線を引いたり
付箋を貼る癖を付けてしまうと、

インプットした情報を
人に伝えようとした時に、

“本を見直さないと話せない”

ということになってしまいます。

これでは肝心なインプットが、
いざという時に役に立ちません。

読むことだけに“集中”して
一日一冊ペースで大量の本を読む。

これに挑戦してみるのも
富を得るための方法の一つでしょう。

そんなこと言われたって・・・

確かに読書が苦手な人にとっては
楽しくない話ですよね。

だけど、

苦手でも大量の本を読める人には
ある共通点があるようです。

それは、

次回にお話します。

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