健晃堂

リラックスしようとすると出来ない!!

心と体の状態のバランスが乱れたら
すぐに呼吸で整えることが大切。

そして、緊張を和らげ
リラックスした状態を保つことが
逆境に強い心身を作るために重要。

でも、

リラックスしようとすると
余計に出来ない!!

逆に力が入って緊張してしまう。

呼吸の状態を観察し、
自分の緊張に気付ことで、
さらに体の緊張が強くなる。

よく陥ってしまうパターンです。

力を抜いて、と言われても、

どうすれば力が抜けるのかわからない!

そんな時は、

緊張した部位に気付いたら
反対に思いっきり
力を入れてみましょう!!

例えば、

肩が緊張している事に気付き、
呼吸をして緩めようとしたら、
逆に力が入ってしまう。

そんな時は力を込めて、
肩をすくめるようにしてみましょう。

それからゆっくりと
息を吐きながら肩の力を
抜いてみて下さい。

無理にリラックスしようとすると、
どうしてもそこの筋肉に
意識が行ってしまい、
余計に力が入ってしまいます。

そんな時は逆に、
思いっきり緊張させると、
あとは緩むしかありません。

人間の体は、息を吸う時に
体を緊張させる交感神経の働きが
強くなり、

吐く時には、
リラックス時に働く副交感神経の
働きが強くなります。

息を吸う時と吐く時では、
二種類の自律神経の働きが
切り替わっているんですね。

自分自身の呼吸を観察し
緊張している状態を発見したが、
それがきっかけで、
余計に緊張が強くなってしまった。

そんな時には、

その部位を最大に緊張させ、
反動からあとは緩むしかない、
という状態を作りましょう。

それから、ゆっくりと息を吐き出し、
体をリラックスさせるための
副交感神経の働きを最大限に高めます。

このようにしてみることで、
あっさりと体が和らぐこともあります。

知っておいてほしいのは、

リラックスにもコツがあり
訓練が必要だということ。

体をリラックスさせる練習と言われても、
多くの人はピンと来ないかも知れません。

人の心と体は密接につながっています。

心がリラックス出来ていない状態では、
体もリラックスすることは出来ません。

反対に、余分な力が抜けた体になると、
自然と心もリラックスし、
落ち着いた状態になります。

自分の呼吸の状態を観察し、
緊張に気付いたら、
すぐに呼吸をして和らげる。

リラックス出来ない時は、
思いっきり緊張させ、
反動のパワーを使う。

いつも自然体で、
逆境のストレスに強い心身を作るため、
日頃から意識してみて下さい。

“呼吸”と“リラックス”
について簡単にお話しました。

次回は“姿勢”について
お話したいと思います。

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