健晃堂

行動出来ない時には?

一番難しい仕事や面倒なことに、
積極的に取り組んでいける人。

わかっているけど、
それが出来れば苦労しない。
そう言って後回しにしてしまう人。

両者の違いは何でしょう?

すぐ行動出来るために必要なマインド、

それは

“拙速の精神”

「巧遅は拙速に如かず」
という孫子の言葉があり、
場合によっては、ぐずぐずしているより、
上手でなくとも迅速に物事を進めるべき
だという意味です。

難しいことから片付けてしまえば、
楽になるのはわかっているんだが、
なかなか取り組めない。

そのように行動が止まってしまうのは、
責任感や失敗してはいけない
という気持ちから来ているのでは
ないでしょうか?

面倒くさいと感じるのも、
同様の理由であることが
多いと思われます。

やっても上手く出来ないのでは?

失敗してはいけない。

真面目で責任感の強い人ほど、
この不安感が強くなり、
行動にブレーキをかけてしまいがちです。

対して、
何でも積極的に取り組んでいける人は、
失敗をあまり気にしません。

それに、
物事が上手く出来るようになるには
失敗の経験は必ず必要です。

上手く出来なくても、
早く取り組んで終わらせてしまう方が、
結局はプレッシャーから早く解放される
ことを体感してわかっているんです。

孫子の言葉のように、
拙速の精神で動いているので、
難しそうなことでも、
あまり面倒だと感じ無いんですね。

それに動いてみれば、
難しくて面倒くさそうに思えることでも、
案外とあっさりと終わってしまうことも
多々あるものです。

なかなか動けない人は、
じっとしていても頭の中では、
様々な考えが浮かんでは消えたり
色んな物事が見えたりするので、
すぐに迷ってしまいます。

そうすると何でもない単純作業までが
面倒くさい仕事になってしまったりと、
とにかく負のループに嵌ってしまいます。

この負の連鎖は、
時には体の健康状態にも
最悪の影響を与えてしまいます。

人間の体は、神経系、免疫系、内分泌系
の系統で支配されているので、
思考を支配する神経系である脳が
良くない信号を発すると、
免疫系や内分泌系にも
悪い影響をもたらすことになるでしょう。

その結果、
体も何かと重だるくなったり、
さらに動けない状態が強くなります。

何度かこのパターンが
繰り返されてしまうと、

「自分は難しいことや面倒なことに
なかなか取り組めないダメな人間」

という思いが潜在意識の中に
刷り込まれてしまいます。

そうなると簡単には変われません。

どれだけ自己啓発や成功法則の話で、

“成功の反対は失敗ではない、
何もしないことである”

などのような言葉を知っても、
一時的に気持ちが上向くだけで、
いざ行動する場面になると
何も出来ないといった状態が続きます。

私は、この「拙速の精神」も
知っただけでは簡単に
身に付けることは難しいと感じています。

しかし、難しいからと言って
拙速の精神をもって、
一番難しい仕事や面倒な事柄に
最初に取り組む癖を付けなければ、
いつまでも時間のプレッシャーに
追われるままでしょう。

出来なくてもいいので、
とにかく拙速の精神で行動を起こす。

上手くやろうとするのではなく、
“失敗経験を積むため”に動く。

ここにエネルギーを
集中させることが大切です。

どうしても、
動けない状態を抜け出せない時は
ひとまず他人の力を借りた方が
良いでしょう。

何でもすぐに行動出来る人が居れば、
その方とお話したり、
何らかの良い影響を受けることで、
一時的に挑戦する気力が湧いてきます。

それも長くは続かないので、
気持ちが下がった時に、
また上昇させてくれる環境を
見つけておくことも大切です。

私が特におすすめしたいのは、
今すぐに行動を起こしたくなるような
良いエネルギーを与えてくれる
動画コンテンツをたくさん
見つけておくこと!!

Youtubeには膨大な動画がアップされ、
かつて有料で行われた質の良いセミナーが
無料で公開されていたりします。

自分に合った動画コンテンツを見つけたら
繰り返し見て、拙速で行動を起こす。

この繰り返しが潜在意識を、

「自分はすぐに行動できる人間」

と書き換えてくれるでしょう。

ただし、

時間は掛かります。

今日は4月に入って最初の週末。

拙速の精神を常に意識して
お休みを過ごしてみては
いかがでしょうか?

Tagged on:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です