日々の仕事や勉強など
様々な活動に取り組んでいると
どうしてもやる気が起こらない時があります。
やる気が出ない原因は、
その時々によって様々なので
対処の仕方も違って来るでしょう。
のんびりとしたことは言ってられない。
やる気が無くてもやるしかない状況!!
そんな時には、
“余計な思考は一切捨て、とにかく体を動かすこと”
何事にもやる気が起きないのは、
膨大な情報に曝され過ぎて
頭の中がいっぱいになってしまっている状態か、
もしくは疲れて何も考えることが出来ない時でしょう。
こんな時に何も考えずに行動を起こすことがなぜ大事なのか?
これについては、シャクターの情動二要因理論というものがあり、
難しい話は省き簡単に説明させていただきます。
人の思考と行動は脳などの神経系の働きによって支配されていて、
頭の中の思考がその人の行動を作っています。
そしてこれは思考から行動といった
一方通行ではありません。
何らかの行動を起こすと、その刺激が脳に伝わり、
頭の中の思考も行動に合ったものに置き換えられて来ます。
とにかく何も考えずに動き始めることで人は、
その行動や今自分が居る環境に合った思考や感情が、
無意識的に勝手に作られて来るようになっています。
自分の頭の中で意識できる3%の顕在意識と
認識できない97%の潜在意識によって、
人の行動は支配されています。
やる気が無い時に、どれだけ頑張ってやる気を出そうとしても、
それはたったの3%の潜在意識しか変えることが出来ません。
先に行動を起こすことによって
97%の潜在意識の力を動かすことが出来るので、
効果的にやる気をアップすることになるのです。
日々を過ごしていると、本当に様々な出来事に遭遇します。
どんな事に対しても、やる気が出なくなってしまう時は
誰にでもあるでしょう。
しかし東北の大震災のように、
自分の人生に一体いつ何が起きるのかは誰にもわかりません。
何があっても後悔しないように、
日々何事にも全力でやる気を出して
取り組んで生きて行きたいものです。