健晃堂

紫外線は悪者ではありません

紫外線と聞くと、人体に与えるマイナスの影響ばかりが強調され、とても有害なものといったイメージがあります。

しかし、何にでもマイナス面もあればプラス面もあるもの。

紫外線には、殺菌力や免疫力を高めるというプラスの側面もあります。

冬になると、日光に当たる時間が短くなるだけでなく、寒くて部屋に閉じこもりがちになることが、免疫力の低下を招く原因の一つ。

お肌の敵とされているのも間違いではありませんが、これはあくまで度を越せばという話。

ある一側面だけを捉え、紫外線をカットする衣服を身にまとい、日光を避けてばかりいると免疫に関する細胞のエネルギーが生成されません。

風邪をひいたり、インフルエンザに感染しやすくなる。

アトピー性皮膚炎や花粉症などの症状がひどくなる。

精神的に落ち込み、うつ状態が続く。

など、精神的にも身体的にも様々な不調を招くでしょう。

自然界の一部として存在している人間が生きるには、太陽から受けるエネルギーは欠かすことが出来ません。

日光は、細胞の中にあるミトコンドリアという人が生きるために必要なエネルギーをつくり出す器官を活性化させます。

すると免疫細胞の働きが高まり、人体に有害な細菌やウイルスから身を守りやすくなります。

さらに、安眠効果や、セロトニンというホルモンの分泌も促し精神を安定させる効果もあります。

骨や皮膚を丈夫にし、心身の健康の維持に太陽のエネルギーは欠かせないもの。

今日は全国的に晴れるところが多くなりそうです。

最近、寒くて閉じこもりがちの日が続いていたら。

日中は太陽の光を浴びるために、外出してみてはいかがでしょうか。

この寒い冬を健康的に乗り切るためには、意識して太陽の光を浴びることも忘れないようにしたいものです。

では、充実した良い週末をお過ごし下さいませ。

16.02.19

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