健晃堂

自分を信じられる人・信じられない人

仕事、恋愛、様々な活動や人間関係において、上手く行く時もあれば、思うように行かない時もあります。

全てが上手く行っているように見える人でも同じ。

成功の陰には、それを遥かに上回る膨大な失敗経験が隠されています。

いわゆる社会的成功者と呼ばれる人達も、最初は小さな成功を収め、少しずつ大きな成功に結び付けていった人が多いようです。

しかし、その取り組みの中で必ず遭遇するのが、迷いや不安。

こんな事をしていて良いのだろうか?

自分に出来るだろうか?

など、様々な迷いや不安を感じてしまいます。

ここで生じる迷いや不安は、自分自身への信頼度から来るもの。

人は過去の経験から、無意識に自分の力を判断します。

自分を信じ不安や迷いを断ち切るには、この時に、過去の成功体験に焦点を当てることが大切。

一部の特別な人達を除き、ほとんどの人は成功体験より、失敗経験の方が何倍も多く経験するものです。

その数多くの失敗経験にばかり意識を向けてしまうと、自分が信じられなくなり、さらに不安や迷いが、強くなってしまいます。

とは言え、

それが出来るなら、最初からそうしている。

失敗経験が多くなればなるほど、自分が信じられなくなってしまうのは、どうしても防ぎようがない。

そんな気持ちになる時がありますよね。

ならば、、、

日頃の活動の中で生じる不安や迷いを断ち切るためには、

一歩引いて、一旦完全に忘れてみること。

そのことについて、全く考えない時間を持つ。

そして、自分を客観的に見つめ直すことが大切です。

とは言え、忘れようとすればするほど、考えないようにしようとすればするほど、逆に不安や迷いは頭の中を埋め尽くしてしまいます。

全く考えない時間を持つということは、何もしない時間を過ごすということではありません。

むしろ真逆。

他のことに集中し、何も考えることが出来なくなるくらい、忙しくしてしまうこと。

趣味でも遊びでも、他の仕事でも、何でも良いでしょう。

今、悩んでいることとは全く関係が無いことに、徹底的に打ち込んでみる。

そうして、頭の中から一旦、余計な思考を追い出してしまうと、不思議なことに過去の成功体験や、自分自身の得意なことだけが残ります。

失敗経験などの嫌な思い出は弾き出されても、得意なことや過去の成功体験は、忙しくなれななるほど、逆に浮かび上がって来るものです。

そうなれば、再びそこに焦点を当てて、自分を信じ行動を開始するだけ。

余分な思考がバッサリと切り落とされて、不安や迷い無く、小さな成功を積み重ねることが出来るでしょう。

自分を信じられなくなるほど、悲しい事はありません。

そんな状態では、目の前のチャンスも逃し続けてしまいます。

他人が誰も自分を信じてくれなくても。

自分だけは自分自身を信じ抜いて、日々を過ごしたいものですね。

16.06.26

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