健晃堂

同じ事を繰り返し考えてしまう状況を打破する

同じ事で悩み、それについて繰り返し何度も考えてしまう。

繰り返し考えていることに気が付き気分を変えようとしても、いつの間にかまた同じ考えに戻ってしまう。

こうして、考えが一向に前に進まない。

そんな経験ありませんか?

もしくは今、そんな状況に陥っては居ないでしょうか?

このような状況を打破するためには、背中の、ちょうどおへその裏辺りを触ってみて下さい。

強い緊張が感じられると思います。

一つの思考に囚われている時の人は、身体の一部が強く緊張し、身動きが取れなくなっています。

例えるなら、何かにしがみついている状態。

しがみつくのをやめてしまえば自由になるのに、余計に力を入れて手が離せなくなっているようなイメージ。

おへその裏辺りの腰椎は、背骨の中でも特によく動く場所。

人がじっとしている時には、この部分の腰椎が微妙に揺れ動くことによって、姿勢を保ちます。

また、次の姿勢に移るために体を動かす時にも、ここが動きの要となります。

人の心と体には深いつながりがあるもの

この姿勢の保持や次の姿勢への移行がスムーズに行えることが、気分の切り替えと連動しています。

緊張を和らげてあげましょう。

右手をおへそに置いて、左手をおへその裏の背中に当てて、体で手の温もりを感じ取って下さい。

手で体を感じるのではありません。

体で手を感じるようにします。

この時に、手から何か気のようなものを発しようとイメージする必要はありません。

ただ、おへその前後から、そっと体に手を触れるだけ。

しばらく体で手の温もりを感じていると、自然と緊張も緩み、腰椎も滑らかな動きを取り戻します。

背骨が本来の動きを取り戻すと、しがみついているものから手を放した時のように、思考も自由になり、同じ考えを繰り返すことも無くなるでしょう。

同じ思考から抜け出せなくなってしまった時に。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

16.06.14

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