これからの季節は、孤独感を感じやすくなります。
自分は独りぼっちだと感じる瞬間が多くなります。
人が大勢集まる場所に行けば、さらに強い孤独感を感じてしまうでしょう。
「誰もわかってくれない」
「誰にも会いたくない」
などの気持ちでいっぱいになるかも知れません。
今の自分の苦脳は誰にも分かってもらえない。
だけど、慰めの言葉などは掛けてもらいたくない。
心の中でそう思っていても、人前でそんな感情は出せないし、つい強気に振る舞ってしまう。
そんなことを繰り返しているうちに自己嫌悪に陥り、気持ちがトゲトゲしくなって来る。
人はなぜ、そんな感情に囚われてしまうのでしょう？
出来ればこんな感情は追い払いたいですよね。
梅雨から夏にかけて強くなる孤独感の正体は、腸の冷えから来ることがほとんどです。
毎年、室内に冷房が入り始める頃から、孤独感を強く感じるようになりませんでしたか？
暑くなるとつい、冷たい物を飲み過ぎたりしていませんか？
これらは腸を冷やします。
腸は、人が活動するために必要なエネルギー元となる食物を消化吸収する、生きるためにとても重要な器官。
そして、体にとって有益な物か取り入れてはいけない物かを判断すると場所でもあります。
この判断する能力が“感じる”ということ。
腸が有益な物を感じ、それらの方向に心が動くことが“感動する”ということです。
つまり、何かを感じたり感動する“人の心”は、腸にあると言われています。
暑くなると孤独感を感じるのは、独りぼっちだからではありません。
腸を冷やしてしまうため、心が冷え切った状態になってしまうから。
これからの季節、もし可能ならば、出来るだけ冷房に当たらない環境で過ごしてみませんか？
そうは言っても今の世の中、冷房を完全に避けることは難しいもの。
ならば、冷房の効いた場所では、いつも以上にしっかり冷え対策をしておきましょう。
どうしても孤独感を感じてしまう時は、体を温める飲み物を飲んでみて下さい。
ジンジャーティーや白湯が、効果的に腸を温めてくれると言われています。
腸を温めるだけで、大きな気持ちの変化が感じられると思います。
首や、手首、足首など、首と名の付くところをしっかり温めてみて下さい。
冷房に当たる時間が長い日ほど、夜はゆっくりお風呂に浸かってみましょう。
全身の血液の流れ良くなり、腸の冷えも解消されると心も温まって来ます。
心が温まると、決して今、自分は独りぼっちではないと改めて気付くことができるでしょう。
孤独感を感じたら、腸を温め、体から冷えを追い出すことが大切。
夏にかけて、トゲトゲしい感情を大切な人の前で爆発させるようなことにならないために。
腸を労わり、冷えを追い出し、体を温めて下さいね。
