健晃堂

どこへ行っても信用されるためには

結論から話します。

どこへ行っても信用される人とは、

どんな時でも、誰といる時でも“態度を変えない人”

優しいなら、誰に対しても優しい人。

生意気なら、相手が誰であろうと生意気な態度を貫く人。

明るいなら、誰と一緒でも明るく振る舞う人。

おとなしいなら、例え目下や年下の人の前であってもおとなしい人。

いつでも、だれの前でも同じ態度を貫くことが、人の信頼を得るために必要な条件の一つ。

自分より立場が上の人の前では謙虚な態度を取りながら、目下の人の前では急に偉そうになる人。

日頃は優しいのに、お店の店員さんなどに対しては威張り散らす人。

身近にも一人や二人はこのような人は居ませんか?

想像してみても、そのような人は信用できないと思います。

では、いつでも、どこでも、誰と一緒に居る時でも態度を変えず、同じように振る舞えば、人から信用してもらえるのでしょうか?

そんな訳にはいかないですよね。

優しい態度、生意気な態度、それらは一貫していても、接する人によって“対応”は変えなければなりません。

生意気な態度を貫こうとして、年上や目上の人に対してタメ口を聞いたり、偉そうに接していては、信頼が得られるはずはないでしょう。

決して媚びは売らない、自分の信念は絶対に曲げないような生意気な態度を貫いている人でも、年上や目上の人へに対しては適切な言葉遣いをしなければ信用は得られません。

また、いつでも誰に対しても優しくて丁寧な態度の人でも、子供や自分が指導しなければならない部下などの前では、時には厳しく振る舞う必要があります。

生意気な態度、優しい態度は変わらないが、対応は臨機応変に変えることが出来る人。

これが、どこに行っても人から信頼を得るためには、とても重要なポイントの一つ。

「態度」とは、人と接する時・事に臨む時の「心構え」や「身構え」のこと。

「対応」とは、周囲の状況などに合わせて事を行うこと。

態度と対応を一緒に考えていては、多くの人の良好な人間関係の構築は難しくなります。

あなたが一緒に居て一番落ち着くことが出来る相手の態度を想像してみて下さい。

時と場合によって、取る行動や話す言葉は違っても、あなたのことを大切にしているという態度は必ず一貫しているはずです。

いつも同じ態度で接してくれるからこそ、信頼出来て安心感があるのではないでしょうか。

人は態度が一貫している人を信頼するもの。

生意気なら生意気な態度のままで良いでしょう。

いつも生意気な人が、ある日急におとなしくなり態度を変えてしまったら。

それこそ周囲の人達を不安にさせ、信頼を無くしてしまうだけです。

流行っているお店の店主などは、お客さんに喜んでもらおうという態度はいつでも同じです。

しかし、どのようにして喜んでもらおうかという具体的な方法は、お客さん一人一人に対して細かく変えています。

これが態度は変わらないが、対応は臨機応変に変えるということ。

毎日、様々な人と出会い、色々な出来事に遭遇しますが、その度に適切な対応を選択しながらも、態度だけは決して変えない。

日々、そこを強く意識して過ごしてみてはいかがでしょう。

16.03.03

Tagged on: ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です