健晃堂

食欲の秋、食べ過ぎを防止するコツ

10月は、これから訪れる冬に向けて、体が変化を始める季節。

朝晩が急激に冷え込むことで、体も固くなりがち。

少しずつ寒さに対して慣れてくれば良いのですが、急激に冷えて体が固くなると、その緊張は腎臓に影響を与えます。

腎臓に熱がこもると、小腸の働きを低下させてしまいます。

なんとなく、おへその周りがポッコリと膨らみ、押さえると苦しい感じがすると要注意!!

それでも、食欲が止まらないのは、胃腸が調子が良いからではありません。

食べると一時的に腸が働くようになり、不快感が鎮まるからです。

しかし、この行動は、働きが低下した腸を無理矢理に動かしているだけなので、全身に大きな負担を掛けてしまいます。

そのため、体力が奪われ風邪をひく、便秘、疲れが取れない、といったことにつながります。

何となく、最近出ないと感じたら?

食べ過ぎは禁物です!!

ならば、どうすれば良いのか?

それは、

“腰からお腹の周りをしっかり温めること”

特に左右の腎臓の周辺を温め、血流を良くして、急激な冷えによる体の緊張を和らげて下さい。

腎臓の位置がわからなくても、指で押さえて何となく苦しい感じがする位置を重点的に温めるようにすれば、緊張は和らぎます。

まだ少し早いと感じるかも知れませんが、使い捨てカイロを使う。

お風呂でしっかりシャワーで温める。

家庭用のお灸を据える。

など、温め方は、何でも良いでしょう。

腰からお腹周辺を温め、冷えを解消することで、腎臓のエネルギーが正常に全身に循環するようになれば、食べ過ぎはおさまります。

食べ過ぎのため体調が良くないと感じていても、意志の力で食欲をコントロールしようとするのは、おすすめ出来ません。

頑張ろうとするほど、精神的な緊張が増し、体が固くなり腸の働きが低下し、さらに食欲が増すという、悪循環に陥ります。

とにかく、体を温めることが大切!!

食べ過ぎが原因で病気にならないために。

参考にしていただけると幸いです。

15.10.10

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