健晃堂

出る杭は打たれても引き抜かれる

仕事でも人間関係でもパッとしない人は、何事においてもすぐに出し惜しみしたり、金銭的にもケチになる傾向があります。

また、誰かがその他大勢の中から抜け出し飛躍しそうになったり、何か目立つことを始めると、足を引っ張ろうとします。

出る杭は打つ、といった感じですね。

一方で、どの世界でも一流の人達はケチなことをしません。

金払いが良いなどの面もありますが、それよりも大切なのは知識や技術などの目に見えないものにおいてもケチらないこと。

自分が苦心の末に身に付けた技術、大金を払って勉強し得た知識なども、求められれば惜しげも無く人に伝えます。

出る杭を見つけたら、もっともっと伸ばしてあげようとするようですね。

なぜなのでしょう?

一流の人達は、他人と競争してはいないからではないでしょうか!

自分が設定した自分なりのゴールだけを目指している。

だから、自分の知識や技術を人に教えて、その人が自分より上に行くのが嫌だとか腹立たしいとか、そんな感情が一切無いのです。

むしろ、身近な人が成功すれば自分にとっても大きなプラスになると、肌感覚で知っています。

だからキレイ事抜きに、心から他人の成功や幸せを願うようになるのです。

お金は使えば、確かに減ってしまいます。

何事も上手く行かない人は、他の場面でもこの感覚を持ち続けてしまいます。

しかし、

知識は、出せば出すほど、また新たに入って来て深みを増すもの。

技術は、使えば使うほど、洗練され向上するもの。

人脈も、活用すればするほど、交流が広がり増えるもの。

一流になる人は、ここを良く知っています。

もし、あなたが現状をより良く変えようと、何か一人で行動を始めたら。

出る杭は打て、とばかりに必ず周囲の人から猛バッシングを受けるでしょう。

ですが、出る杭は引き伸ばせ、と協力者も現れるものです。

それも、全く予期していなかった意外なところから……

ただし、依存心を断ち切り孤独を恐れず自分の力で動きださなければ、協力者も現れることはありません。

まずは、自ら出る杭にならなければ、協力者もあなたを見つけることが出来ないでしょう。

また、一流になる人は、誰でも必ず大変なバッシングを受けたことがあるものです。

無視、誹謗中枢、批判、陰湿なイジメなど、自らも経験してきているため、あなたの評判がどれだけ悪くても、決して鵜呑みにはしません。

必ず、あなたの本当の姿を自分自身の目で見究めようとするものです。

もし、現状を変えたい、何かやりたいことがあるとしたら。

思い切って、飛び出してみてはいかがでしょうか?

飛び出した先で出会うのは、心身ともに高いレベルでバランスが取れた、落ち着いた人達です。

精神的にも身体的にも“余裕”がある人と接すると、高いエネルギーがあなたにも伝染します。

心のブレも少なくなり、清々しい日々を送ることが出来るようになるでしょう。

参考にしていただけると幸いです。

15.09.25

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