健晃堂

初心を忘れないとは?

初という字は、衣に刀と書きます。

着物を作ろうと思ったら、まずは布に鋏を入れなければなりません。

どんなにきれいな生地であったとしても、切らなければ着物は作ることは出来ません。

これは人間にとっても同じこと。

今現在が、どんなに心地良い状態であったとしても。

現状に満足していたとしても。

反対に、今がどれほど辛い状態であったとしても。

過去を引きずっていては、新しい自分を創ることは出来ないでしょう。

必要では無くなった過去は断ち切ること。

そして、新しい行動を起こすこと。

初心を忘れないとは、過去を断ち切る“心”と行動を忘れないということです。

断ち切れば必ずそこに、また新しい何かが入って来ます。

過去の栄光や、不要な行動や習慣・思考を断ち切り、新たな気持ちで日々を過ごす。

こうして、また新しい自分が創られて来ます。

あなたは何を断ち切りますか?

週の初めに、少し意識して、一週間を過ごしてみてはいかがでしょう。

15.09.14

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