健晃堂

人と自分を比較してしまう時

もし、日ごろ時間に追われる生活をしていたとしたら。

午前中の涼しいうちに、近くの公園などに出かけてみませんか?

毎日を忙しく過ごしていると、小さなことに気を取られてしまいがち。

つい、誰かと競ってしまうことも多くなります。

人と話をしていると、必要も無いのに相手を論破したくなる。

刺々しい感情から、なかなか解放されない。

そうして、いつも誰かと自分を比較してしまう。

いつも誰かと自分を比べてしまうと感じていたら。

こんな時の人は、その影響が“目”に現れます。

「目は口ほどにものを言う」

「目は心の窓」

など、目に関する諺がありますね。

ライバル心を持っている時や、刺々しい感情でいっぱいの時。

目は必ず、その時の心の影響を受けています。

そんな人の目は、他人の見なくても良いところばかりを見てしまうようになります。

外出しても綺麗な景色などではなく、汚いものばかりに目が向く。

そうしているうちに、心の芯まで疲れ、夜も眠れないようになります。

こんな状態から抜け出すためには、無理してでも目に綺麗なものや景色を見せてあげましょう。

公園などで、ゆっくりと周りの木々を見上げて下さい。

花が咲いていたら、じっくりと観察してみましょう。

どのように見えるでしょうか?

木々も花も、自分がが一番綺麗だとか主張しながら、競い合ってなどいないのでは?

どれもが独自の色で、ただ存在しているだけです。

一つ一つが個性を発揮しながらも、全体としてはまとまっている。

いや、そんなことすらも、考える必要はないかも知れません。

綺麗なものに目を向けると、それだけで目は自然と休まり、心の状態も落ち着いてきます。

目をゆっくりと休ませたら、自分の進むべき道も見えて来るでしょう。

今、誰かと自分を比べていることに、何か意味はあるでしょうか?

おそらく、何の意味もないのでは?

自分を誰か比較することに疲れていると感じたら。

近所の公園などに出掛け、ゆっくりと目を休めてみてはいかがでしょう。

きっと、不要なライバル心や刺々しい感情からは解放されると思います。

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