これから進むべき方向性がわからない。
現状を打破したいが、そのための手段が見いだせない。
人生の迷路に嵌り込んでしまった。
そんな状況から抜け出すためには、古典を読むのがおすすめ。
現代でも流通している古い書物。
長い年月を経て、時代の荒波を乗り越えて来た古典には、先人たちの様々な知恵が記されています。
変化の激しい現代では、次々と新しい書籍が発売されています。
書籍以外にも、毎日のように新たな飛び込んで来るため、頭の中が散らかり過ぎて行動も止まってしまいがち。
無駄な情報や思考を、時々削ぎ落とすことが必要。
骨格となる大切なものだけを残し、頭の中を再構築する必要があります。
この時、どのような情報や知識を骨格として残すかを、きちんと見極めることが大切。
家の柱に、大工さんは生木を使いません。
しばらくしてすると、乾燥してゆがんでしまうからです。
時間を掛けて乾燥させ、変形するべきところは変形させた木材しか、家の骨格としては使えないのです。
新しい木は、一見すると良い材料に見えるもの。
しかし、建築材料には向いていないのです。
これは、成功者が語るマインド論や、様々な新しい情報などでも同じこと。
素晴らしい知識や学びも、時が経てば変化が起きるのは避けられません。
それらを思考の軸としていたために、人生全体が大きく歪んでしまった。
などということは、よくある話です。
そして、そのような教えや情報は、時が経てば人々から忘れ去られてしまいます。
時代のふるいにかけられ、現代でも受け継がれ、生き残っているものは何かを知り、思考の再構築に役立てる。
迷いから抜け出せない時には、現代でも流通している古い書物に目を通してみてはいかがでしょう。
頭の中を整理し、思考の再構築に大いに役立つと思われます。