邪道に走るとは、どういう意味なのでしょう?
剣豪・宮本武蔵の言葉を借りると、それは“功名心”
つまり、「人に認められたい」という気持ち。
これが小さな心の歪みとなり、のちに大きな歪みとなり、人を誤った行動へ駆り立てる元となります。
すぐに結果を出したい。
人より目立ちたい。
今すぐに誰かの気を引きたい。
などのような気持ちから取った行動が、大きな失敗となってしまったような経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
これはイメージしやすいと思います。
邪道に走るということについてもう一つ、武蔵はこのような意味の言葉も残しています。
“将来につながらない誤った方向に、力を傾ける行動”
自分では頑張っているつもりでも、良い結果に繋がらない方向に力を注いでいると、それも同じく邪道に走っているということ。
どちらかと言えば、普通の人が走りやすいのは、こちらの邪道なのでは?
邪道に走るのを防ぐために、最も大切になるのは“平常心”
落ち着いた心で、今、自分のしていること、これからの行動計画などが邪道に走っていないかどうか?
ちょっとした心のゆがみが無いかどうか。
常にチェックを怠らないようにしたいですね。