営業力を身に付けたい。
人間力を磨き、思い通りの人生を歩みたい。
ビジネスで成功したい。
そんな思いを叶えるために、欠かせない要素と言えば、
“他人をに喜んでもらえる人間になること”
人を喜ばせることに、集中出来るかどうかが最大のポイント。
こんな類の話、誰でも一度や二度は聞いたことがあると思います。
心理学やコミュニケーションに関するセミナーなど、学びの場に出掛けたこともあるでしょう。
しっかりと勉強し、人と接する時にはその学びを活かしている。
おかげさまで、自分の周囲に大勢の人が集まるようにはなった。
しかし、仕事が次々と上手くいくようになるのでしょうか?
大抵の場合、学ぶ前と何も変わりません。
むしろ現実は、理想から離れる一方。
これが、ありがちなパターンです。
なぜ、いくら学んでも、思い通りにならないのでしょうか?
その理由の一つが、
“環境を味方に付けていないため”
営業職の人を例に挙げると、仕事を取るため、人の集まるイベントなどに積極的に参加したとします。
学んだコミュニケーションの技術を活かし、出会う人に好印象を与えられるようになると、一時的には成果は上がるでしょう。
ですが、上手く行かない人は、ここで最も大切なところに意識が向いていません。
こんな場面で、一番に好印象を持ってもらわなければならないのは“その場を作ってくれた主催者”です。
主催者に感謝の気持ちを向けていますか?
見込み客になり得ないといった理由で無視していませんか?
もしそうだとしたら、主催者の立場から見ると、そんな人はただの不審者です。
要注意人物として、イベントを開催する主催者間で情報共有され、他の参加者にも伝えられます。
こうなってしまうと、もう仕事になりません。
人間的魅力を上げる方法やコミュニケーション技術を学べば学ぶほど、それらを活かせば活かすほど、怪しさが増すだけです。
これではダメだと、新たな出会いの場に出向いたとしても、また同じ結果になるだけ。
インターネットを活用したビジネスなどでも同じです。
例えば、ブログやSNSを活用した集客。
こんな時に、ブログやSNSなども自然に存在しているのではなく、多くの人の手によって運営されていることに意識が向いているでしょうか?
これらも、民間企業によって運営されているサービスです。
企業からの広告収入を得ることを目的に、ユーザーに無料で提供してくれているのです。
もし、サービスを提供してくれている会社に迷惑が掛かるような使い方をしていれば。
アカウントはスパムと判定され、いつか削除されるでしょう。
このように、人から好印象を持ってもらう方法や、他人を喜ばせる技術をいくら学んだところで、環境を敵に回してしまっては、何事も上手くいきません。
学びを活かし、環境を味方に付けるためには、自分自身で環境を作る側に回るのが一番です。
何らかの集まりを主催すると、不審な動きをする人はすぐにわかります。
また、環境を作る力が身に付くと、同じような人で集まるようになります。
不審者、要注意人物として扱われる人もまた、同じような人たちで一緒に行動します。
どちらのグループに所属していた方が、上手くいくのでしょうか?
説明は要らないですよね。
もし、今の現状が思い通りになっていないと感じたら。
せっかくの学びを活かす相手を、少し見直してみてはいかがでしょう?
結果は大きく変わると思います。