4月は様々な環境が変化します。
その分、緊張する機会も増えるもの。
適度な緊張は、メリハリのある生活を送るためには大切なこと。
しかし、あまりにも緊張した状態が続くと、様々な心と体の不調へと繋がってしまいます。
緊張をやわらげるために役立つのが、手にある労宮(ろうきゅう)というツボです。
このツボは手を握った時、中指と薬指の先が手にひらに当たるところの間にあります。
日頃から緊張する機会が多いと、このツボを少し刺激しただけで痛み、見つけやすいツボです。
緊張をやわらげるためには、親指の腹でやさしくじわ~っと、小さな円を描くイメージで刺激してみましょう。
東洋医学では、緊張している状態を「気が上がっている」と表現します。
上がった気がへその下の「丹田」の方に、サラサラと流れるイメージを浮かべながらツボを刺激して下さい。
リラックス効果が得やすくなります。
労宮のツボはあがり症の人にとっても心強い味方。
人前で話すような緊張しがちの場面の前に刺激しておくと、あがりの予防にもなります。
とても役立つツボの一つなので、ぜひ活用してみて下さい。