・いつも体がだるい。
・なかなか行動する気力も湧いて来ない。
・これといった悩みも無いのに、なぜかいつも気が重い。
人がだるさを感じるのは、身体のエネルギー不足。
そうなる原因の一つが、細胞の中にあるエネルギーを作り出すミトコンドリアと呼ばれる器官が少ないため。
ミトコンドリアを増やすには、筋肉量を増やすことが大切です。
だからと言って、無理に筋トレなどを始める必要はありません。
だるくて仕方が無い時に、そんな気になれませんよね。
・通勤途中になるべくゆっくり歩く。
・エレベーターやエスカレーターを使わず、出来るだけ階段を上り下りする。
このように日常の中で、少しだけ筋肉を使うことを意識するだけでも効果はあります。
筋肉は使い過ぎると疲れますが、あまり使わないのもエネルギーがつくられなくなり、同じように体がだるくなってしまいます。
さらに、もっと大切なことがあります。
それは、“脳のエネルギー不足”
人間の脳は全身の約20%のエネルギーを消耗する器官。
脳細胞のミトコンドリアが少なくなりエネルギー不足になると、すぐに、だるい気分になってしまいます。
もし、理由も無くいつも気が重いといった、脳のエネルギー不足に陥ってしまったら。
ある事を意識すれば、たちまち脳にエネルギーが溢れ、心のだるさが解消します。
そのある事とは、
“好奇心”
例えば、人と会話をしている時など。
その人がどんな人なのか、しっかり興味を持ってみましょう。
会話の中身だけでなく、身に付けているアクセサリーや服など。
何でも良いので無理矢理にでも好奇心を持ち、話しかけてみて下さい。
基本的に人は、自分に興味を持ってくれる相手には好印象を持つものです。
好奇心を持って人に接すれば、話も弾み、様々な気付きが得られるでしょう。
その気付きは、自然と脳を活性化させ、エネルギーを作り出すミトコンドリアが増えることになります。
しかし。。。
だるいくて仕方が無い時に、人のことになんか興味は持てない!!
確かにそうですよね。
よくわかります。
誰でもそう思うでしょう。
ですが、
やはり、無理矢理にでも好奇心を持つのです。
出来なければ、それを意識するだけでいいのです。
人に興味が持てなければ、それはそれで仕方がありません。
さっさと諦めて、街中の風景などに好奇心を向けてみましょう。
何か興味を惹くものがあるのでは?
それも無理、外を歩くことすら面倒くさい!!
ならば、何でこんなにだるいのだろう?
と、自分に好奇心を持ってみる。
それだけでも、脳内ではかなりの神経ネットワークが活動を開始し、ミトコンドリアが増え始めます。
好奇心がきっかけとなって、脳内のエネルギーが高まり、いつのまにか心のだるさは解消して来るでしょう。
強いだるさを感じた時には、
筋肉を使う。
好奇心を持つ。
これを意識して解消しましょう。
春先などは、特に心も体もだるさを感じやすい季節です。
どうしてもだるさが抜けない、と感じていたら。
参考にしていただけると幸いです。