肩が凝る、痛い、カチカチに固まっている、こわばる、引きつる。
身体の緊張を表現する様々な言葉。
仕事中に感じるこんな不快感を解消するには、どうしたら良いのでしょう。
・運動する。
・お風呂でゆっくり温まる。
・ストレッチをして緊張をやわらげる。
必ずと言って良いほど、このような答えに遭遇します。
もちろん、これらは全て正しい方法。
ただし、実行できるならの話ですが。。。
簡単なようで、実際にはなかなか出来ないのが現実では?
仕事などやるべきこと以外に、時間を取ろうとするところに問題があります。
不快な症状を解消するためとはいえ、「やらねばならない」という気持ちが生じると、新たな緊張が生じてしまいます。
こうなってしまっては、一体何のための健康法かわかりません。
なので、普段からこう考えておくのがおすすめ。
“仕事中の疲れは仕事中に取る”
そのためのコツはシンプルです。
“続けがちな姿勢と逆の動きをする”
デスクワークで長時間前かがみになりがちなら、一時間に一度くらいは胸を大きく広げてみる。
立ちっ放しなら、やはり一時間に一度くらい、その場で大きく足踏みしてみる。
腰を前後に大きく曲げてみる。
簡単に出来ることでかまいません。
大切なのは、仕事中の疲れは仕事中に取るという意識です。
不快な症状を感じさせる身体の緊張は、動くべきところが動いていない時に生じるもの。
身体は動くように出来ているのに、それがなされていない時に発生します。
時々、ずっと続けている姿勢と逆の動きをしてみる。
これを習慣付けるだけで、日頃の疲れ具合はかなり変わって来るものです。
疲労回復のための時間をわざわざ取らなくても良いように、仕事での疲れは出来るだけ解消する。
このイメージを持って、日々の仕事に取り組んでみてはいかがでしょう。
心身ともに軽く、楽に過ごせると思います。