「勝負服」という言葉があります。
恋愛だけでなくビジネスの場面においても、ここぞという場面で着る服として、一般的にはイメージされています。
しかし、何事においても望む結果を手にし続ける人は、少し発想が違うようです。
普段着になる物こそが勝負服。
着心地が良く身体に合い、自分を引き立ててくれるものを普段着にする。
そして、ここ一番の大切な場面には必ず、日頃から着慣れた服装で臨む。
そうすることで、重要な所でも無駄に緊張することなく、普段通りリラックスして、本来の力が発揮できる。
だから、勝負服こそ普段着にするべき、と考えているようですね。
確かに、いくら高価でも違和感を覚えるような服は、パフォーマンスを落とすことになります。
着心地の悪い服や履き心地の悪い靴は、痛みが出たり窮屈に感じたりするもの。
すると、自律神経が敏感に反応し心と体のバランスが乱れ始めます。
必要以上に緊張して、日頃しないようなミスが増えたり、行動が暴走しがちになります。
たかが服装ぐらいで、と侮らない方が良いでしょう。
自分の身体を包み込む服や靴は、身に付けた時点で体の一部。
大切な場面で、本来の力を発揮できるかどうかに、想像以上に影響を及ぼすものなのです。
結果にこだわる人に本当に必要なのは、着心地が良くて、自律神経の働きを安定させてくれる服装。
それを自分なりに見つけて、日頃から着込んでおいてこそ、ここぞという場面での勝負服になるものです。
どれほど高価な服でも、着慣れない違和感のあるものは、重要な場面に着て出かけていくには避けた方が良いでしょう。
仕事でも恋愛でも、人生のターニングポイントとなる重要な場面は、ある日突然現れることも少なくありません。
その時に備えて、普段着こそが勝負服になるように。