仕事、勉強、恋愛、スポーツなど、どんな場面でも良い結果を出し続ける人は、必ず検証する習慣を持っています。
結果を検証するのは、やはり一人よりも、誰かと一緒にする方が効果的。
一人よりも二人以上の方が良い検証が出来るのは、言うまでもないでしょう。
ただし、愚痴を言い合うのは絶対に禁物。
何かの活動を振り返り、検証しているつもりになって、みんなで愚痴を言い合っている。
これは、本当に最悪の結果しか生みません。
人にとって最も愚かな習慣と言っても過言では無いでしょう。
自己啓発や成功系の書籍やセミナーでは、この手の話は必ず出て来ますよね。
それでも、「愚痴をこぼすとストレス解消になってスッキリする、たまには愚痴をこぼすのも大切なのでは?」と話す人は少なくありません。
しかし、何事においても望む結果を出し続けるためには、はやり愚痴を言い合うのは避けるべき。
不安や不満を抱えた者同士が集まって愚痴を言い合うと、同じような人同士の中で居心地が良くなり、安定感が生まれます。
そのため、ストレスが解消されスッキリしたような気分になるのですが、実はこれは大きな錯覚。
人の心と体のバランスを保つ自律神経の視点から見ると、この状態はとても低いレベルで安定してしまった状態です。
モチベーションも上がらない。
やる気が無くなるので、身体の疲労は回復しなくても特に問題ない。
行動に必要なエネルギーを生み出す必要も無い。
こんな低いところで、身体と精神のバランスが保たれてしまうのです。
このような状態で、望む結果を出し続けることなど出来ないのは、容易にイメージ出来るでしょう。
愚痴を言い合うくらいなら、そんな人達からはさっさと離れて、早く家で寝てしまった方が、よほど良い結果になります。
反省会と称して愚痴を言い合うような飲み会などへの参加は、絶対に避けることをおすすめします。
ならば、一緒に活動結果を検証するのは、どんな人が良いのでしょう?
あくまで一つの目安ですが“穏やかな口調の人”と話すと、有意義な検証がしやすくなります。
口調が柔らかいのは、それだけで自律神経の働きのバランスが高いレベルで安定している証拠。
愚痴の言い合いになることも無く、内容の濃いプラスになる話になる可能性が高くなります。
人は似た者同士が引き寄せ合う傾向があります。
穏やかな口調の人を身近に引き寄せるには、まずは自分自身が日頃から穏やかに話す習慣を持つことが大切。
たかが口調、などと侮ってはいけません。
普段の話し方一つで、何事にもおいても結果は大きく変わって来るものです。
日々の活動を、より有意義なものにするために。
参考にしていただけると幸いです。