仕事や様々な活動の能率を上げるために。
いくつかのスキルをお伝えさせていただきました。
それらは、少しやってみるだけでも効果は実感できますが、継続して行なってこそ大きな結果に結びつくもの。
ジョギングを始めると、すぐにスッキリ感は味わえますが、数回でやめてしまっては体力の向上には結びつかないのと同じことです。
継続するためには、やろうという意志の力に頼らず、習慣化しなければなりません。
そのためのキーワードが“ついでにやる”
何か、いつもの習慣に組み合わせて“ついで”に行うこと。
例えば、仕事の能率を上げるため姿勢を改善しようと、普段より少し上の層の空気を吸う習慣を身に付けようと思ったとします。
ならば、通勤途中の歩いている時に、ついでに行うようにしてみる。
冴えた頭をつくるために、身体の各部位に意識を向けるトレーニングを行うなら。
寒い日の朝、布団から出られない時、もしくは夜、布団に入った時にやってみる。
など、様々な形で日々のルーティンの中に組み込んでしまう工夫をしてみましょう。
人の脳は、新しい変化を極端に嫌うものです。
何かをやろうと思ってもほとんどが三日坊主で終わってしまうのは、この脳の特徴のため。
「よし、今日から自分を成長させるべく、新しい習慣を身に付けよう」
このように強く意気込めば意気込むほど、脳が激しく抵抗し、逆効果になりがちです。
新しい習慣を身に付けるコツは、自分でも気が付かないほどの小さな行動を少しずつ取り入れること。
自分で自分の脳に気付かれないようにする、といったイメージでしょうか。
そのために役立つのが、何かの“ついで”
今までの行動を振り返ってみて。
何をやっても長続きしていない、と感じたら。
ぜひ、参考にしていただけると幸いです。