健晃堂

午前中は空気を読まない

周囲の空気を読む力は、社会生活を円滑にするためにはとても大切。

しかし、何事にも必ず良い面と悪い面があります。

あまりにも、周りの空気に敏感になり過ぎると、余計な情報まで受け取ってしまいます。

特に、機嫌が悪い人、怒っている人などの近くで雰囲気を察知し過ぎると、その空気は自分にまで伝わってしまうもの。

人は一度怒ると自律神経の働きが一気に交感神経に傾き、少なくとも4時間は元に戻りません。

もし午前中の最も頭が働く時間にこの状態になってしまったら。。。

交感神経の働きは「fight or flight」。

強制的に戦闘か逃走に適した状態で、過ごさなければならなくなってしまいます。

ミスも増え、焦る気持ちばかりが強くなり、忙しく感じる割に物事はあまり進まないでしょう。

当然のように、時間に追われる一日になってしまいます。

余裕のある一日を過ごすためには、このような悪影響を及ぼす空気は、あえて察知しない力も大切です。

自宅から一歩外に出ると、様々な人や光景に出会うでしょう。

職場に着いてからでも、色々な人が居るはずです。

機嫌が悪い人、怒っている人に遭遇したら。

自分には関係が無いのであれば、出来る限り関わりを避けなければなりません。

こんな時、特に午前中は、あえて空気を読まないことも大切。

街中や駅などで声を出して怒っている人や仏頂面をしている人が居ても、決して立ち止まって様子をうかがったりしないこと。

必ずその場の気の影響を受け、自律神経の働きのバランスを大きく狂わせます。

その状態が少なくとも4時間続くのだとしたら。

余裕の無い一日になってしまうことが、容易にイメージ出来るでしょう。

自分の時間を大切にするためには、空気を読まない力も必要。

周囲の状況を敏感に感じ取る力も、時と場合によって上手く使い分けることが大切です。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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