健晃堂

気が合う人・合わない人

「気が合う」とは、どういうことなのでしょう?

考え方や趣味、感性が似ているということでしょうか?

気が合う人を思い浮かべてみると、決してそうとは言えないのでは?

趣味も日頃の行動も考え方も、何も共通点が無いのに、なぜか気が合うと感じる人は少なくないでしょう。

逆も同じ。

全てが似ているのに、なぜか気が合わない、噛み合わない、生理的に受け付けない人も居るはずです。

これは、身体を流れるエネルギーの反応によって起こるもの。

人の身体は、たんぱく質などの物質的なモノだけでなく、目には見えない様々なエネルギーによって構成されています。

お互いの身体同士が響き合ってゆるむ人と一緒の時は、居心地良く感じます。

反対にエネルギーが共鳴しない人は、どれほど思考パターンや日頃の行動が似ていても、気が合わないと感じてしまいます。

気が合うか合わないかは、頭で判断すべきではありません。

理屈抜きに、お互いの身体同士で感じたことが正解。

なぜ、あの人とは気が合って、別の人とは気が合わないのか。

そんなことは、いくら考えたところで正しい答えなど出るものではないでしょう。

考えたりせずに、ありのままの感覚を受け取るのが一番です。

では、気が合う人とだけ付き合っていれば良いのかと言えば、現実社会ではそうはいかないですよね。

合わない人とも仲良くしなければならない場面もあります。

また、恋人同士など一緒に居てとても居心地が良くリラックス出来る相手であっても、緊張感を持って真剣な話をしなければならないケースもあるでしょう。

様々な場面で意識すべきポイントは“身体同士の位置関係”

一般的に、人は真正面に向き合った時に緊張感が高まります。

お互いのエネルギーがぶつかり合う形になるからですね。

横並びになると、お互いの緊張感が下がります。

日頃は気が合わない人とでも、横並びになると会話の滑らかさも変わって来るでしょう。

真剣な話をする時なのか?

お互いの距離を近付け仲良くなる場面なのか?

一緒に居る人や、時と場面によって、お互いの位置関係を変えてみる。

ちょっとしたことですが、この位置関係への意識は、様々な人間関係においてとても役立ちます。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

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