頭痛、肩こり、冷え性などが気になってイライラする。
精神的な余裕がどうしても持てない。
でも、人の集まりに参加しなければならない。
そんな時、心と体を落ち着かせるコツがあります。
その一つが、
“最後に話す”
その場に居る人の中で、最後に話をすること。
何の関係も無さそうですが、実はこれ、心と体のバランスを整えるためにとても効果的。
人は余裕が無い時ほど焦って行動してしまいがち。
真っ先に口を開いてしまったがために、喋り過ぎ、はしゃぎ過ぎて、あとで後悔してしまった。
そんな経験、ありませんか?
人の心身のバランスを整えているのは、アクセルの役割を果たす交感神経と、ブレーキに例えられる副交感神経。
喋り過ぎた後の人は、交感神経の働きが過剰になっています。
すると、全身の筋肉が緊張し、血流が悪くなり、肩こりや頭痛などの不快な症状がさらに強くなってしまいます。
それが原因で、心の余裕も無くなり、ますます悪循環に嵌ってしまいます。
周りの状況を見てから、ゆっくり動き出す。
そして、最後に口を開くようにする。
人が集まる場では、出来るだけ最後に話すように意識していると、無駄なことは話さず、立ち振る舞いも自然と落ち着いたものになります。
自律神経の働きのバランスも整い、心も体も安定した良い方向に向かい始めるでしょう。
ミーティングや飲み会の席で、いつも喋り過ぎてしまう。
はしゃぎ過ぎて、あとで不安になってしまう。
これらは、意外にも身体の不快な症状と密接にかかわっているもの。
何だか身体の調子も良くなく、気持ちにも余裕が無いと感じたら。
人の集まる場では最後に話す、いわるゆ“後出しジャンケン”が、余裕を取り戻すのに効果的。
これが、どんな時でも自分のペースをつくり出し、心身のバランスを整えるコツ。
人の集まる場に出向く機会が増えるこれからの季節。
ぜひ、参考にしてみて下さい。