大きな夢や目標を成し遂げるために、“気合”と“根性”は欠かせません。
そんな精神論なんて古い、などという考え方は禁物。
どれほど綿密に練り上げられた計画でも、きちんとした理論的思考の持ち主でも、それらを形にするためには、どこかで精神論に行き着きます。
最近、気合が入ってないと感じたら、時々自分で自分に喝を入れてみて下さいね。
ただし、
いくら気合と根性が大切だといっても、常にそれに囚われてしまうのもまた問題があります。
同様に、あるいは気合と根性以上に大切になるのが、“無理をしない”という気持ち。
気合を入れることと無理をすることは、似ているようで決して同じではありません。
マラソンでも登山でも、ゴールにたどり着く為にはペース配分がとても重要。
最初から飛ばし過ぎてしまっては、必ず途中で息切れしてしまいます。
逆に最初は、遅過ぎると感じるくらいのペースでスタートした人の方が、ゴールにたどり着けるもの。
それは、大きな夢を掴むためにも全く同じことが言えるでしょう。
気合だ根性だと、何事も最初から飛ばし過ぎて、派手に目立っていたはずなのに、いつの間にか姿を見なくなってしまった。
どこの世界にも、そんな人居るのでは?
あなた自身にも経験がありませんか?
人は無理をしている時には、余裕が無くなるのです。
時間にもいつも追われるようになり、自分で自分をコントロール出来なくなるため、ちょっとしたことがきっかけで、全てが崩壊してしまいます。
一方、無理をしないという意識を持っていると、自然に余裕が生まれます。
心身ともに余裕があると、いつも冷静な判断が出来るため、不要な行動に走ることもありません。
本当に必要な行動には、時間とエネルギーをしっかり注ぎ込み、気合充分で取り組むことが出来るようになります。
長い人生の中には、自分のありったけのエネルギーを出し切らなければ乗り越えられない困難に遭遇することは、誰にでもあるもの。
いつも無理をして頑張っている人が、そんな場面に遭遇してしまったら。。。
もう出し切る力もなく、そこでその人の夢は潰えてしまいます。
大きな夢や目標を諦めることなく、確実にたどり着くためには。
気合の入った行動を取りながらも、決して無理はしない。
このイメージがとても大切です。
時々、日頃の自分の気合の入り具合、無理をし過ぎていないかを、振り返って見ることをおすすめします。