健晃堂

自分は自分、人は人

どこに行っても、すぐに多くの人と良い人間関係を築ける人。

いつも、周囲の人に気を配り頑張っている割には、なかなか人間関係が築けない人。

前者が必ず持っているのが「自分は自分、人は人」という意識。

それは、自分だけが持つ強み・長所・大切にしている価値観をしっかり把握しているということ。

他人に気に入ってもらうために、自分の価値観を曲げるようなことは滅多なことではしません。

「石頭」「頑固者」「変人」「非常識」「おかしな人」「社会不適合者」

など、何と言われようと全く気にしない。

他人から変態呼ばわりされようとも、「それがどうした?」といった態度が取れる人。

こんな人は、どんな環境でもすぐに充実した人間関係を築くことができます。

日本人はその逆の教育を受けていたはずなのに、なぜそうなるのでしょう?

その訳は、自分の強みや価値観をきちんと把握している人は、決して他人の価値観を否定しないから。

また自分の強みを知っている人は、他人の強みを見つけることにも長けています。

だから、多くの人に「良い気付き」を与えることが出来る。

「あの人といると楽しい」「勉強になる」「元気になれる」

などと思われ、自分と相性の良い人達に自然と囲まれるようになります。

これが「自分は自分、人は人」という意識を持つということ。

自分を尊重出来るようになれば、他人の価値観の批判をすることも無くなります。

「自分は自分、人は人」なのだから、批判する理由がそもそも無いわけです。

時々、自分の長所と短所を紙に書き出してみましょう。

そして、あくまで自分なりの基準と価値観で、この長所は伸ばし、この欠点は直していこうと、努力の方向性を定めてみましょう。

日々、そうしながら自分を見つめ直すことで、より多くの人達と、より充実した人間関係が築けるようになるでしょう。

参考にしていただけると幸いです。

16.08.28

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