健晃堂

自分を変えられる人・変われない人

あまりにも不運が続く。

何をやってもうまくいかない。

そんな時に人は「変わりたい」と強く思うもの。

ところが、この強い気持ちをきっかけに大きく変化する人と、全く変わることが出来ない人に分かれてしまいます。

なぜ、この違いが生まれるのでしょう。

それは、1日1つを確実に行えるかどうかの違いです。

いつまで経っても変わることができない人は、いきなり大きな変化を求める傾向があります。

しかし、人間の仕組みを考えると、一気に大きく変わろうとするのは、あまり良い結果にはなりません。

人間には恒常性維持機能(ホメオスタシス)と呼ばれる仕組みがあり、常に安定を保とうとするようになっています。

大きく変化した後には、必ず反動が伴います。

その結果、「できなかった」という自己不信に陥ってしまい、自信も無くしてしまうのです。

自分を変えることができる人は、些細なことを1つずつ確実に行う人。

反動が起きない程度に、出来ることを確実に行う人。

変わりたいという気持ちが強ければ強いほど、この一つずつ確実にという思考が重要。

大きく変化した自分の姿を想像しながら、とても小さな変化を自分の中に確実に起こしていく。

その習慣を大切にしていけば、人の可能性は無限大に広がるものです。

よく知られた話かもしれませんが、人が変化するためには、簡単なようで最も難しいことでもあります。

もし、自分を変化させたいと感じていたら。

小さな変化を確実に起こせているのかどうか、時々振り返ってみてはいかがでしょう。

16.08.10

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