人の体は約60兆の細胞で出来ています。
そのうちの1兆の細胞は、毎日新しいものに作り換えられています。
つまり、2ヶ月もあれば人の細胞は全て新しいものに生まれ変わるもの。
細胞が新しいものに入れ換わるためには、白血球が重要な役割を果たしています。
古くなった細胞や、細菌、ウイルスなどを、白血球が消化吸収し、使える物はまた再利用する、という流れで行われています。
この仕組みによって、人は成長もするし、若さを保つことが出来るのです。
ところが、エネルギー不足になると白血球が上手く働かなくなるため、細胞の入れ換わりが、あまり行われません。
すると、人の体には老廃物が溜まり、肌はくすみ、しわも増えます。
元気も失われ、澱んだ空気を纏うようになります。
そんな状態が続くと、あっという間に若さが失われ、様々な病気にも掛かりやすくなってしまうでしょう。
エネルギー不足を防ぎ、若さを保つためには、細胞内にあるミトコンドリアという器官の活動環境を整えることが大切。
人のエネルギーは、ミトコンドリアで作られています。
ミトコンドリアは、体温が36.5℃以下では、著しく活動を低下させます。
また、42℃以上になると死んでしまいます。
低体温、熱中症、どちらもミトコンドリアに大きなダメージを与えてしまうため、避けなければなりません。
もう一つ、気を付けなければならないのが、太陽のエネルギー不足。
ミトコンドリアは太陽の光を浴びることで活性化されるため、光が足りない状態では十分にエネルギーを作り出せなくなります。
・冷房の当たり過ぎや、体を冷やす飲食物の摂り過ぎによる低体温。
・長時間、暑い環境に曝されての熱中症。
・室内に閉じこもり過ぎての、太陽エネルギーの不足。
これらを上手く切り抜けて、バランスを取ることが、若さと健康を保つためには必要になります。
暑い夏は、このバランスを上手く取るのが最も難しい季節。
毎日、どのような過ごし方をしたのか。
夏の間だけでも、日記を付けてみると良いかも知れないですね。