健晃堂

自立するとは

自立とは文字通り、自分で立つという意味。

社会人として自立するということは、自分の意思で自分の行動や進むべき道を選択できるということ。

つまり、いつでもどんな状況でも、自分の意見を言うことが出来て、思い通りの行動が出来る。

その結果に対する責任も、自分で背負うことが出来る。

自立するとは、そういうこと。

一般的には、経済的な自立がイメージされますが、これには終わりがありません。

学生が就職して、親に頼らず生活できるようになれば、経済的に自立したことになるはずです。

ところがしばらくすると、すでに自立しているにもかかわらず、自立したいという人が現れます。

会社から給料を貰わなくても、自分の力で稼げるようになりたい。

そう言って事業を起こし、自力で稼げるようになると、そこにはさらに何かに依存しなければ生きて行けない世界が待っています。

インターネットビジネスで独立したなら、グーグルが神様になることが少なくありません。

物販で独立したなら、ヤフーやアマゾンの従業員と変わらない日々になってしまうケースもあるでしょう。

店舗を借りて、何かお店を始めたとしたら。

家主さんの意向には従わなければなりませんし、地域のコミュニティとの関係も強くなります。

その結果、何一つとして思い通りの行動が出来ず、自分の意見も言えなくなるかも知れません。

いくら経済力を身に付けたとしても、これでは幸せにはなれないでしょう。

豊かさを感じながら幸せに自立するためには、身体を充実させること。

柔らかくてもブレない体には、柔軟で尚且つ強い心が宿ります。

身体の芯を強くすることが自立への第一歩。

時々、裸足になって土の上を歩き、大地を踏みしめてみてはいかがでしょう。

たとえ今がどんな状況に置かれていたとしても、自立するということの実感を得られると思います。

16.05.22

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