健晃堂

安定した心と体をつくる呼吸法

身体を充実させ、ブレない心と体をつくるためには、身体の芯をイメージすることが大切。

しかし、このイメージは慣れないうちはなかなか出来にくいもの。

そこで、体の構造などは考えず、簡単に身体の中を通る芯をイメージする方法をお話します。

両足を肩幅ほどに開いて背筋を伸ばして立ちます。

ゆっくりと深く鼻から息を吸い込みます。

この時に、足の裏から空気を吸い上げるようにイメージしてみて下さい。

もちろん、本当に足の裏で呼吸をすることは出来ません。

あくまでイメージです。

吸い上げた空気が両脚を通り、骨盤の辺りで合流し、太い流れとなって体の中から頭まで真っ直ぐに上る様子を想像してみましょう。

息を吐く時は何も考えず、普通に息を吐き出します。

この足の裏から空気を吸い上げるイメージの呼吸を何度か繰り返して下さい。

足の裏が温かく感じられると思います。

立ち方にも安定感が出て来るのがわかるでしょう。

大地にしっかり根を張って、足の裏から頭のてっぺんまで、しっかりとした芯が通っている。

そんな感覚が得らればOK。

鏡の前で行えば、姿勢がシャキッと伸びる自分の姿を見ることが出来るでしょう。

また、この足の裏呼吸法は、座ったまま行っても効果的。

足の裏をしっかり床に付けて、背筋を伸ばし同様に、足底から空気を吸い上げるイメージで呼吸を行うと、座り方も安定します。

デスクワークに疲れた時など、この呼吸法を行うと心の乱れを正し、集中力を取り戻すことが出来ます。

毎日この呼吸法を行う習慣を付けると、身体の芯のイメージもしっかりしたものになって来ます。

簡単に出来る方法なので、ぜひ活用してみて下さい。

16.05.20

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です