人生においての辛い坂を登る方法ではありません。
文字通り、山道や階段、街中の坂道でへばってしまった時に、楽に登り切る方法を紹介します。
・まずは、両腕をだらんと垂らし、力を抜いて下さい。
・次に、親指に意識を向けて肘から先の前腕を、右腕は反時計回り、左腕は時計回りに回します。
・すると、腕が体から少し離れるでしょう。
・その状態から肩を落とし、人差し指に意識を向けます。
・人差し指を先導させるように、肩から肘にかけての上腕を、右腕は時計回り、左腕は反時計回りに回します。
・上腕と前腕を逆方向に回し、タオルを絞るように腕が捻じれた状態にします。
このまま、坂道や階段を登ってみて下さい。
急に脚が軽くなり、スイスイと登れるのが実感できると思います。
なぜ、そうなるのかについては、はっきりとした理由はありません。
一説によると、腕を捻じることで、歩く時に腕のエネルギーが使えなくなり、より強大な力を持つ下肢の筋力がアップするのではないかと言われています。
心と体は深くつながっているもの。
きつい坂道や、長い階段などで、体が疲れてしまった時には、精神的にも前に進もうという力が弱くなってしまうものです。
体を楽に動かす方法を知り活用出来るようになると、厳しい状況に直面した時、それらを軽々と乗り越える精神的な力もアップします。
外出先などで、きつい上り坂に出会った時などに、ぜひ活用してみて下さい。