普通の人が、何らかの理由で苦境に立たされてしまった時。
そこから最短最速で抜け出すコツは、同じような状況を切り抜けた人をモデリングすること。
しかし、
いざとなると、何から真似すれば良いのかわからなくなるもの。
そんな時には、第一に注目すべきポイントがあります。
それは“言葉”
窮地を切り抜け、今は何事も上手く行っている人が、どのような言葉を使ってるか。
まずは、ここに注目することがモデリングのコツ。
現状から抜け出したいのに変わらない人と、最短で成功する人が使っている言葉には、かなりの大きな違いがあるもの。
現実には何らかの行動を起こしてみたところで、結果は上手く行かないケースがほとんどです。
そんな時に前者は、
「やっぱり上手く行かなかった」
「もうダメだ」
などの言葉ばかりが目立ちます。
そして、同じような言葉を使う者同士が集まって、同じような会話をしてしまいがち。
これでは上手く行かない情報しか集まって来ません。
一方、後者には、
「これで良かった」
「チャンスが来た」
などの言葉が目立ちます。
例えば、同じ方法で同じ商品を販売して、結果は同じように全く売れなかったとしても。
「ダメだ」
という言葉ばかり使うの頭の中には、「なぜダメなのか」「これは上手く行かない」といった考えで満たされてしまいます。
反対に、
「これで良かった」
「チャンスが来た」
などばかり言っている人は、「何が良かったのか」「どこがどうチャンスなのか」これらが頭の中で勝手に探し出され、上手く行く思考で満たされて来ます。
そんな人は、同じような人同士が集まり、会話の中で様々なアイデアが飛び交うようになるでしょう。
行動パターンも、良くなって行き、いつの間にか大きな結果に繋がるわけですね。
同じ条件で、同じ行動を起こし、同じ結果に終わったとしても。
その後の言葉の使い方一つで、近い将来が大きく変わって来るものです。
モデリングする相手を見つけたら、まずはその人が日頃からどのような言葉を使っているか。
ここに注目してみると、きっと面白い気付きが得られると思います。