健晃堂

モデリングのコツ

普通の人が、何らかの理由で苦境に立たされてしまった時。

そこから最短最速で抜け出すコツは、同じような状況を切り抜けた人をモデリングすること。

しかし、

いざとなると、何から真似すれば良いのかわからなくなるもの。

そんな時には、第一に注目すべきポイントがあります。

それは“言葉”

窮地を切り抜け、今は何事も上手く行っている人が、どのような言葉を使ってるか。

まずは、ここに注目することがモデリングのコツ。

現状から抜け出したいのに変わらない人と、最短で成功する人が使っている言葉には、かなりの大きな違いがあるもの。

現実には何らかの行動を起こしてみたところで、結果は上手く行かないケースがほとんどです。

そんな時に前者は、

「やっぱり上手く行かなかった」

「もうダメだ」

などの言葉ばかりが目立ちます。

そして、同じような言葉を使う者同士が集まって、同じような会話をしてしまいがち。

これでは上手く行かない情報しか集まって来ません。

一方、後者には、

「これで良かった」

「チャンスが来た」

などの言葉が目立ちます。

例えば、同じ方法で同じ商品を販売して、結果は同じように全く売れなかったとしても。
「ダメだ」

という言葉ばかり使うの頭の中には、「なぜダメなのか」「これは上手く行かない」といった考えで満たされてしまいます。

反対に、

「これで良かった」

「チャンスが来た」

などばかり言っている人は、「何が良かったのか」「どこがどうチャンスなのか」これらが頭の中で勝手に探し出され、上手く行く思考で満たされて来ます。

そんな人は、同じような人同士が集まり、会話の中で様々なアイデアが飛び交うようになるでしょう。

行動パターンも、良くなって行き、いつの間にか大きな結果に繋がるわけですね。

同じ条件で、同じ行動を起こし、同じ結果に終わったとしても。

その後の言葉の使い方一つで、近い将来が大きく変わって来るものです。

モデリングする相手を見つけたら、まずはその人が日頃からどのような言葉を使っているか。

ここに注目してみると、きっと面白い気付きが得られると思います。

16.04.23

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