健晃堂

価値の再発見

仕事もお金も地位も無くした状態から元に戻るには。

昨日、お伝えさせていただいたアフィリエイトの他に、インターネットを使って誰でも出来る方法の一つが、不用品販売です。

要らないものを、ヤフオクなどに出品して売るだけ。

なんだ、そんなことかと思われるかも知れませんが、不用品販売は実に奥が深いもの。

いつの間にか、いかに間違った固定観念や思い込みに囚われ過ぎているのかを、再認識させてくれます。

自分にとってはただのゴミでも、必要としている人にとってはお宝品。

そんな例を挙げればキリがありません。

また、元々身近にある物を販売する訳ですから、在庫を抱えているということにもならないでしょう。

初期費用も掛かりませんし、仕入れて売るわけでは無いので、利益率はほぼ100%。

継続すれば、毎月の収入も得られます。

と、ここまでは、すでにやったことがある人も多いはず。

ですが、ほとんどの人はお小遣い程度のお金を得ただけで終わってしまいがち。

では、そこから収入を大きく増やすには、どうすれば良いのでしょうか?

それには、売れた物がなぜ売れたのか?

どんな人がどのような目的で買ったのかを、分析することが大切。

何が売れるのか?

どんな目的の人が買うのか?

それさえわかれば、いくらでも応用が可能です。

自分にとって不用品となるものは、知り合いなどの家でも、処分に困っているかも知れません。

それらを貰って来る。

資金が出来れば、骨董市などでただ同然の値段で仕入れて来る。

もしくは、ヤフオクで購入してヤフオクで転売することも可能です。

また、何が売れるのか?、どんな人がどのような目的で買うのかがわかれば、世の中の動きも見えて来るものです。

例えば、壊れた電化製品などは飛ぶように売れます。

反対に、本棚やタンスなどの家具類は全く売れません。

ところが、本棚の棚だけ、家具を組み立てる時のネジや金具などは、意外なほど高値が付くことがあります。

家具はどこの家でも処分に困っているもの。

一方で壊れた家具の修理のために、無くしてしまった部品を探している人も多いようです。

つまり、丸ごと一つの製品としては売れなくとも、分解して部品にすれば飛ぶように売れるわけです。

また、日曜大工で自分で作った椅子や木箱。

趣味で描いた絵。

雑誌や新聞の切り抜き。

これらが、バカになりません。

自分で作ったものに限らず、誰かが日曜大工で作ったものや趣味で描いた絵は、この世に一つしかないオンリーワンの製品。

価値が定められていないので、欲しいと思う人が多ければ多いほど、値段も跳ね上がります。

新聞や雑誌の記事を切り抜いておいておくということは、そこに書かれていることに対して、何か深い思いがあるから。

そこに書かれている情報が、今となってはとても貴重なものになっているケースもあるものです。

不用品販売を行う上で、とても大切なことは、自分の価値観を完全に捨て去ること。

ただの紙切れ、壊れた粗大ごみ、などと一体だれが決めたのでしょう?

物の価値を決めるのは、購入する人です。

要らなくなったから手放そうとする人ではありません。

そして、自分や誰かにとって不要となった物を集めて販売しているうちに、ある能力が身に付いて来ます。

世の中に隠されていたり、忘れられている様々な価値を再発見する力。

言葉を換えれば、ビジネスセンスが身に付いて来るということ。

ビジネスセンスさえ身に付けば、この先、這い上がる方法は無数に思い付くでしょう。

最後に付け加えておくと、ヤフオクなどインターネットの世界で物を買うのは日本人だけではありません。

異なる文化や風習で育ち、全く違う価値観を持つ外国人も、今では日本に大勢住んで居て、かなりの数の人がネット上で取引をしています。

仕事もお金も地位も無くしてしまった時は、自分が持っている価値を、新しく発見するチャンスでもあります。

一つの方法として、ぜひ参考にしてみて下さい。

16.04.21

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