様々な悩みや問題を抱えてしまった時。
それらを解決するために、つい行動が空回りしてしまうことはありませんか?
もちろん、行動は大切です。
それでも行き詰まってしまった時には、頭の中からその悩みや問題を追い出してみるのも一つの手。
悩み過ぎてなかなか寝付けなかったにもかかわらず、朝起きてみるとなぜか気分がスッキリしていた。
そのような経験、今までにあると思います。
考えることが多過ぎては、思考がいつもバラバラになってしまいます。
バラバラになった思考をあれこれと触ってばかりでは、いつまで経ってもまとまらないまま。
ならば、しばらく放置してみる。
放っておくうちに、余分な思考が削ぎ落とされて、必要なものだけが集結します。
悩みや問題が集まり結晶になると、それを取り除けば良いだけ。
そのようなイメージでしょうか。
「見つめる鍋は煮えない」という諺があります。
鍋が煮えるのがまだかと、何度も蓋を取って見つめていては、なかなか鍋は煮えません。
蓋をして火を掛けたら、あとは放置しておくのが結果的に一番早く鍋が煮えるでしょう。
これはあくまで例え話の一つ。
ですが、悩みや問題を解決するため、思考を整理するのも同じようなもの。
今すぐに何とかしようと、あれこれと動き回ってばかりでは、頭の中がなかなか片付きません。
思考が固まるまで、しばらくそっとしておく。
その間は、何か楽しいことなどに意識をそらすのが一番。
決して、現実から目をそらし、問題から逃げるというわけではありません。
思考を熟成させて、より良い解決方法を生み出すということです。
新しい活動を始めたり環境が変わると、つい頭の中が散らかり、同じ悩みや問題を長期間引きずってしまいがちです。
そんな状況に陥ってしまったと感じたら、ぜひ参考にしてみて下さい。