健晃堂

自分に自信を付ける習慣

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

という言葉があります。

謙虚であれ、という意味ですね。

どんな人からも見習う点を見出すこと。

頭を下げて学ぶ姿勢が自分自身を成長させ、より豊かになることが出来るというイメージです。

心身のバランスと自律神経の働きの関係から見ても、この言葉には深い意味があります。

人には誰でも自尊心があり、どんな人からも学ぶ姿勢を持つことは、なかなか難しいかも知れません。

無理に頭を垂れようとすると、ぐっと自分を堪え、精神的にも大きなストレスが掛かってしまいます。

しかし、心から尊敬できる人、憧れる人、目標としている人などに対してはどうでしょうか?

会うだけで元気になれる。

一緒に居るだけで不安が吹き飛び気が晴れる。

頭を下げていても、とても心地良い気分になれると思います。

このような時、人は精神的にも肉体的にも非常に高いレベルで安定がバランス良く保たれています。

憧れの人や目標とする人、師と呼べる人物を数多く見つけておくことは、自信を付け自分を高めるためにとても役立つでしょう。

実際に出会った人物でなくてもかまいません。

歴史上の人物や、偉大なスポーツ選手などでも良いでしょう。

何かに行き詰まった時、迷った時などに、あの人だったらどうするだろうと、考え方や行動を学ぶことは、心と体のバランスを安定させてくれます。

どんな分野でも一流人を目指すためには、自分に自信を持つことはもちろん大切。

ただし、それは他者を下に見るということではありません。

師と呼べる多くの人物を持ち、常に謙虚に学び続け、人の良いところを吸収する姿勢が、より自信を高めてくれます。

相手の年齢や性別、肩書などは一切無視して、より多くの師を見つけようとする習慣。

この習慣が、いつしか大きな富を引き寄せてくれることになるでしょう。

16.03.24

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