どんよりとした曇り空が広がる日や、雨が降る日は、服装に明るいカラーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
色は人の精神状態に大きな影響を与えます。
明るく派手な色には、交感神経を刺激して人を興奮状態にさせる力があります。
反対におとなしく地味な色は、副交感神経を刺激して、心身ともにリラックスさせる効果があります。
人は低気圧が近付くと、副交感神経の働きが優位になるため、どうしても気分は沈み、体は重だるくなってしまうもの。
低気圧とは、文字通り気圧が低い状態。
気圧が低いということは、目には見えませんが、自分を取り巻く環境の空気が少なくなっているということ。
それは、人が活動するエネルギーを作り出すために必要な酸素の濃度の低下を意味しています。
生命を維持するために最も大切な酸素が少なくなっているわけですから、自律神経は自然と、心も体も活動を控える方向に働きます。
なので、雨や曇りの日などに何もしなければ、当然のこととして、気分は落ち込み体はだるくなり動くのが面倒になります。
精神的にも肉体的にも強制的に休息モードに向かうような天候の日には、色の持つ力を借りてみるのも、元気に過ごす一つのコツ。
全てを明るいカラーでまとめる必要はありません。
シャツ、ネクタイやマフラーなどに、赤や白、黄色などの取り入れてみるだけでも効果的です。
人が身に付けてる物の色は、心身の状態に想像以上の影響を与えるものです。
気分が落ち込む。
なぜか動きたくない。
けれども、せっかくのお休みを無駄にしたくない。
そんな時の過ごし方の一つのコツとして、参考にしてみて下さい。