一日の中で最も慌ただしい時間は、出勤前の朝では無いでしょうか?
忙しい時間帯だからこそ、背筋を伸ばしてゆっくり歩くことで、一日の仕事の流れもスムーズになるでしょう。
ゆっくり動くと、呼吸も深く安定し自律神経のバランスが整います。
すると、ごちゃごちゃしていた頭の中もクリアになり、感情も思考も簡単には乱れなくなります。
1.ゆっくり動く。
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2.呼吸が深くなる。
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3.自律神経の働きのバランスが安定する。
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4.血流が良くなる。
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5.脳の活動が高まる。
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6.適切な判断や行動が取れる。
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7.速く物事が進むようになる。
このような好循環が生まれるわけです。
慌ただしい朝だからこそ、ピンと背筋を伸ばしてゆっくりと歩く。
それだけで、一日がとても充実したものになるのです。
「ゆっくり速く」とはそういう意味の言葉。
大切なポイントは、この良い循環をイメージしながら、ゆっくり行動すること。
医学や心理学、脳科学の知識は必要ありません。
何となくでかまわないので、1~7までの流れを頭の中でイメージしてみましょう。
自分一人だと落ち着いてゆっくり行動できたとしても、一歩外に出ると、慌ただしく動いている人が大勢います。
周囲の人から受ける影響は避けられません。
何もイメージせずに、ただゆっくりと歩こうとしても、周囲のペースに飲み込まれてしまい、気付いたらせかせかした早歩きになってしまいます。
また、意味も解らずにゆっくり行動すると、焦りが増すだけになるかも知れません。
そうならないために、なぜ、動きをゆっくりにすることで、物事が速く進むようになるのかを、頭の中でイメージしておきましょう。
「ゆっくり速く」
この言葉、参考にしてみて下さい。