忙しい毎日を過ごしていると、どうしても頭の中が散らかってしまいます。
やるべきことが多い日常だからこそ、時々目を閉じて背筋を伸ばし椅子に座り、静かに意識を呼吸に向けてみましょう。
すると、次々と雑念が浮かんで来ると思います。
落ち着こうとすればするほど、逆に気が散り精神状態も不安定になる。
そう感じる人も少なくないでしょう。
雑念が浮かんで来るのは、決して悪い事ではありません。
例えるなら、服に着いた汚れが漂白剤に着けると溶け出すように、頭にこびり付いた不要な思考が溶け出しているようなもの。
時々、こうして静かな時間を過ごし雑念を浮かべることで、心の奥底に溜まっていた汚れが浮き上がり、落ちていきます。
少しずつ心が浄化されていくようなイメージでしょうか。
年を重ねれば重ねるほど、知恵や経験も多くなる一方で雑念も多くなります。
衣服でも最近のシミなどはすぐに落ちますが、何年もかけて付いた汚れは全てが無くなるまで、やはり時間が掛かるでしょう。
同じように、いくら頭の中を空っぽにして集中力を付けようとしても、雑念が増えれば増えるほど、すぐには払い切ることは出来ません。
しかし、心を浄化する習慣を身に付けることで、毎日少しずつですが無駄な思考が省かれ、精神状態も高いレベルで安定して来ます。
毎日を忙しく過ごしている時こそ、椅子に座って目を閉じ、呼吸に意識を向けてみましょう。
心を浄化するために、少しでも時間を使いましょう。
この習慣を続けることで、心は固定され、迷いが無くなります。
ぜひ参考にしてみて下さい。