健晃堂

今年目指す方向

元旦はいかがお過ごしでしたか?

私は、初詣の後、初日の出を見に行き、太陽のパワーをいただいて来ました。

神社など、古くからパワースポットとされている場所には、目には見えないエネルギーが充満しています。

また、太陽の光はエネルギーそのもの。

心身ともに充実した状態で、元旦から気持ち良く過ごすことが出来ました。

三年間の厄年も終えて、今年は新たな目標に向かって、しっかりとした地固めの年にしたいと思います。

現在の私が目指しているのは、新たな活動の拠点となる場所を持つこと。

鍼灸や手技療法の施術を行う治療所でもあり、私の扱っている商品を陳列して直接見ていただけるお店でもあり、人が集まるコミュニティースペースでもあるような、今までにあまり例のない形の空間を作ろうと思っています。

まだ、イメージは完全にまとまっておりません。

クリアしなければならない問題も多く、実現はおそらく来年以降になると思われます。

二年前の今頃、整骨院を廃業したばかりの私は、それまでの生活スタイルを一変させました。

パソコンとインターネットにつながる環境さえあれば、いつでもどこでも仕事が出来る、アフィリエイトを主な事業内容とした会社を立ち上げました。

これは思い付きでは無く、2007年からタイミングを見計らっていた計画を実行したものです。

整骨院のように店舗を構え看板を掲げていれば、高い社会的信用は得られます。

ただし、自由といったイメージとは正反対の生活を強いられることは避けられません。

反対に、インターネットビジネスの会社は、大きな自由が得られる一方で、社会的信用はほぼ皆無です。

私も、人と会っていて、自分の仕事内容や、これからどんな会社を作っていこうとしているかを話した直後に、

「ところで、仕事はしていないのですか?」

などと、もう完全に気が抜けるような言葉を返された経験が多々ありました。

社会的信用はあるが、自由は全く無い店舗経営。

完全に自由で、人からも時間にも場所にも束縛されることは無いが、社会的信用は全く無い会社経営。

もし、得られる収入に大差がないとしたら。

あなたは、どちらを選びますか?

私自身、10年の整骨院経営と、2年間のネットビジネスの会社経営を経験してきて感じることがあります。

その一つが、人とのコミュニケーションが少ないビジネスは“飽きる”ということ。

例えば、アフィリエイトには膨大な数の手法があります。

・Youtubeを使って稼ぐ方法

・ブログやTwitterのアカウントを大量生産して稼ぐ方法

これらは確かに稼げます。

やり方さえ覚えてしまえば、あとは気合と根性で行動するだけ。

行動量が多ければ多いほど、比例して収入も増えるもの。

パソコンとネット環境さえあれば、世界中どこに行っても同じように仕事が出来ます。

誰でも平等に取り組むことが出来ます。

それは、間違いなく本当です。

しかし、ほとんどの人は結果を出すことが出来ません。

また、稼げる力を身に付けた人でも、すぐにやめてしまい長くは続きません。

その最大の理由が、飽きてしまうから。

子どもの頃、テレビゲームにハマっていた人ならわかるでしょう。

最初は熱狂的にハマっていたゲームでも、一度飽きてしまうと、もうやるのが苦痛になるだけ。

次の面白いゲームを探しますよね。

パソコンとネット環境さえあれば誰でも稼ぐことが出来るアフィリエイトは、とても素晴らしいビジネスモデルには違いありませんが、飽きてしまうことが最大の欠点。

私はそう感じています。

一方で、店舗型ビジネスは、確かに厳しいものです。

毎月の固定経費が掛かるため、利益を出すのは容易ではありません。

大金稼ぐということに焦点を当てるのであれば、個人では絶対にやるべきではないでしょう。

ですが店舗型ビジネスの最大のメリットは、毎日のように人と接することが出来ます。

整骨院なら、患者さんから感謝の言葉をいただけたり、笑顔を向けてくれる方がいたりなど、こちらは飽きるということがありません。

むしろ、どんなに辛い苦境に立たされていたとしても、誰かのたった一言から大きな力をもらえることも少なくないでしょう。

それが、どんなに苦しくても、一度店舗を構えてしまうと、なかなかやめられなくなる最大の理由。

これまで、時間にも場所にも束縛されず、世界中を飛び回ることが出来るフリーエージェントという生き方を私は提唱していました。

最近は、少し考え方も変わりつつあります。

その辺りについては、また次回以降、お話しさせていただきます。

16.01.02

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