紙の書類の作業や読書では、痛くなるほど目が疲れるわけでは無いのに、パソコン作業になると長時間モニターを見ているのがつらい。
途中で目が開けられなくなる。
こう感じ始めたら要注意!!
そのまま放っておくと、目の疲れだけでなく自律神経失調症や、精神的なうつ症状にもつながってしまいます。
そうならないために意識するポイントは?
“視線を下向きにする”
デスクワークなどでパソコン作業をする時は、どうしてもモニターを正面から見てしまいがちです。
すると、どうなるのか?
目を見開いてしまうため、空気に触れる目の表面積が大きくなります。
目の露出面積が大きくなると、それだけ涙が蒸発しやすくなり、目がすぐに乾いてしまいます。
紙の書類のデスクワークなどでは、視線は下向きになりますよね。
この場合の目の露出面積は、平均して約1㎠
それに対し、モニターを正面から真っ直ぐ見つめる場合の目の露出面積は、平均して約2.4㎠
画面の位置が高かったり、背中が曲がって、上向き加減になってしまうと平均3.8㎠になるといわれています。
これだけ目が空気に触れる面積が広くなり、その上まばたきの回数が減ると、あっという間に目を潤す涙は枯れ、目が疲れてしまいますよね。
目を開けているのがつらくなるのは、そういった理由からです。
可能であれば、出来るだけパソコンの画面は、目線を下向き加減にした時に見える位置に設置するのがポイント。
ただし、注意すべき点があります。
目線を下に向けた方が良いからと言って、体が曲がり首が前に倒れそうになる姿勢は避けなければなりません。
姿勢が崩れると、今度は重たい頭を首が支えられなくなり、ひどい肩こりや頭痛に悩むことになります。
頭を上げ、顔は正面を向き背筋を伸ばした状態で、目線だけw下に向けた時にちょうど良い位置にモニターを設置する。
それだけで、目の疲れ具合はずい分と変わるのを感じられるでしょう。
ぜひ、参考にしてみて下さい。