頭が切れる人。
と聞くと、どんな人をイメージしますか?
ブヨブヨしたしまりのない人より、痩せて動きも機敏そうな人ではないでしょうか?
イメージ通り、頭が冴えた人になるためには、引きしまった体をつくることが大切です。
その方法の一つが、
“首を温めること”
首の左右には甲状腺という器官があります。
甲状腺は代謝を活性化させるホルモンを分泌する器官で、機能が低下すると、水太りの原因となります。
代謝が低下すると食べたものが十分に利用されず、水分や脂肪が体内に蓄積され、冷え性になってしまうのですね。
すると、動作も鈍くなり、体がむくみ、思考力の低下を招きます。
甲状腺機能の低下が進むと、医学的には粘液水腫という病気になってしまいます。
病名からもイメージできるように、体に水分が溜まって、ブヨブヨした感じになる病気です。
逆に機能が更新し過ぎた状態が、バセドウ病という、発熱や不眠、イライラに悩まされがちな病気。
活性化過ぎるのも良くありませんが、冷えを解消して頭が冴えるためには、やはり甲状腺の働きが大切。
そのためには、首を温めて甲状腺の血行を良くすること。
お風呂にゆっくり入る。
サウナで汗をかく。
軽く体を動かす。
などの後には、頭もしっかりと冴えますよね。
首を温めるだけでも、同じような状態をつくり出すことが出来ます。
他に、自分で首をマッサージする。
甲状腺の働きに関係するヨードというミネラルを多く含む、海藻、ニンニク、人参、レタス、イチゴ、玉ねぎなどを積極的に食生活に取り入れる。
これらを意識することで、体から冷えを追い出し、頭が冴えた状態を保つことが出来ます。
寒さが続き何となく頭が冴えない、と感じていたら。
ぜひ参考にしてみて下さい。