風邪やインフルエンザが流行る季節になりました。
発熱しても、ゆっくり休めない状況ってありますよね。
そんな時に、とりあえず熱を下げるために使うツボを紹介します。
手の平の親指側に、魚際(ぎょさい)というツボがあります。
親指の根元から手首までの間、手のひらと手の甲との色の色の変わり目の中央に魚際のツボはあります。
少し凹みを感じるところがあるのがわかるでしょうか?
その位置にこのツボはあります。
魚の際と書くように、見た目も魚のお腹と背中の中間のように見える位置にあるツボ。
熱が出てつらい時は、このツボを刺激してみて下さい。
押し方は皮膚に対して垂直に、片方の親指でやや強めに刺激してみましょう。
決まった回数などは無く、適度な刺激を与えるように押してみて下さい。
魚際のツボは、肺に関係の深いツボで、息切れがひどい時にもよく使われるツボです。
このツボ刺激で、深い呼吸が可能となり、特に胸や肩など上半身の血行が良くなります。
肺の機能が低下すると、風邪をひきやすく、発熱や悪寒などの症状が出やすくなります。
とりあえず、今は少し熱を下げて乗り切りたい。
そんな時に、とても効果的なツボです。
わかりやすい位置にあり、様々な症状にも使えるツボなので、ぜひ覚えて使ってみて下さい。