血流が悪くなると、血が流れないことで脂がそこに貯まります。
これが、恐ろしい肥満の構造。
肥満を防ぐためにも、人には“揺れ”が必要です。
人の体を構成するのは、60%以上が水分。
心地良く体が揺れることによって、全身の水分が動きます。
そうすると、細胞の一つ一つに水が出入りしやすくなります。
血液の流れが悪くなる理由の一つが、体のむくみ。
むくむことで血管が圧迫され血流が悪くなる。
細胞がうまく水を吸ってくれれば、むくみは解消し、血液の流れも良くなるということです。
血流が良くなれば、細胞の一つ一つがエネルギーを取り込み、それらを消費してくれるため、脂肪は貯まりにくくなるという好循環が起こります。
細胞に水分や血液が浸み込み、エネルギーを取り込み、まだ吐き出される。
微小循環と呼ばれている仕組みです。
この仕組みが上手く働かなくなることが、肥満や様々な病気の原因。
人が生きていられるのは、小さな細胞一つ一つの微小循環が上手く行われているから。
気持ちの良い揺れを感じる状態に身を置くことは、この仕組みを支え、全身の細胞の持つエネルギーを引き出してくれるでしょう。
全力で日々を生きるためには、いつも張り詰めながら生きるということではありません。
気持ちがスッキリするように適度に体を動かす。
お風呂にゆっくり浸かり、リラックスする。
ハンモックで揺れる。
ロッキングチェアでゆっくりする。
など、心地良い揺れを生活の中に取り入れることで、強い活力が湧いて来るでしょう。
体が気持ち良いと感じる揺れを、日々の暮らしの中に取り入れることは、肥満の予防にもなるのです。
あなたにとって、心地良い揺れを感じるのは、どんな時でしょうか?
一度、そこに目を向けてみることをおすすめします。