人と会うために様々な場に出掛けると、苦手なタイプの人との出会いは避けられません。
そんな時は、
“最低限、敵に回さないように心掛ける”
あなたが誰かのことを知ろうとする時を想像してみて下さい。
本人と話してみるなど、直接会ってみるだけでなく、周囲の人の評判を確かめようとするのでは?
ある人物に対して、あなたは好印象を持っていたとしても。
その人が居ない所で周囲からの評判が悪いと、何となく信用出来なくなるのではないでしょうか。
本人が居ない所での評判というのは恐ろしいものです。
自分で直に確かめた印象より、周囲からの評判の方が影響力は強いもの。
営業力を高め、豊かな暮らしを手にしたければ、多くの人からの信用を得なければなりません。
もし、あなたが敵ばかり作っていたら、評判はどうなりますか。
全く知らないところで、勝手に信用を下げられてしまうことになるでしょう。
何か理不尽なことをされたり、見下すような態度を取る人に出会っても。
議論したり、反発するような態度は出来るだけ避けるべきです。
身勝手な話ばかりされたり、馬鹿にされた時。
議論に持ち込み相手を論破して打ち負かすと、スッキリしたような気分が一時は得られます。
しかし、言い負かされた相手は余計に気が悪くなり、あなたの居ない所で、さらに悪評を立てるでしょう。
そんな人の言うことなど、放っておけばいい。
などと、甘く見てはいけません。
話には、尾ひれ背びれが付き、あること無いこと勝手に大きくなってしまうものです。
あなたが居ない所で、誰かがあなたの悪評をバラまき散らす。
信用が下がると、とにか何をやるのも難しくなってしまいます。
苦手な人や嫌いな人に出会ったら。
まずは、関わりを避け逃げること。
逃げられない時は、敵に回さないため、相手を出来るだけ良い気分にさせること。
それは、相手を思ってのことでなく、評判を下げられないように自分自身を守るため。
営業力を身に付けるためには、攻めだけでなく、守りの技術も大切になります。
攻めのテクニックにばかり注目が集まりますが、実戦で大切なのは“守りのテクニック”の方です。
自分自身を守るため、敵を作らないためにはどうすれば良いかを、一度意識し直してみてはいかがでしょう。
風評被害を防ぐためには、苦手な人を敵に回さないことも大切ですが、実はもっと注意しなければならない点があります。
人間力を磨き、コミュニケーションスキルを上げ、積極的に人に会い、頑張れば頑張るほど何故か貧しくなっていく人の特徴について。
次回、お話しさせていただきます。