健晃堂

苦手なタイプの人に出会ったら

人と会うために様々な場に出掛けると、苦手なタイプの人との出会いは避けられません。

そんな時は、

“最低限、敵に回さないように心掛ける”

あなたが誰かのことを知ろうとする時を想像してみて下さい。

本人と話してみるなど、直接会ってみるだけでなく、周囲の人の評判を確かめようとするのでは?

ある人物に対して、あなたは好印象を持っていたとしても。

その人が居ない所で周囲からの評判が悪いと、何となく信用出来なくなるのではないでしょうか。

本人が居ない所での評判というのは恐ろしいものです。

自分で直に確かめた印象より、周囲からの評判の方が影響力は強いもの。

営業力を高め、豊かな暮らしを手にしたければ、多くの人からの信用を得なければなりません。

もし、あなたが敵ばかり作っていたら、評判はどうなりますか。

全く知らないところで、勝手に信用を下げられてしまうことになるでしょう。

何か理不尽なことをされたり、見下すような態度を取る人に出会っても。

議論したり、反発するような態度は出来るだけ避けるべきです。

身勝手な話ばかりされたり、馬鹿にされた時。

議論に持ち込み相手を論破して打ち負かすと、スッキリしたような気分が一時は得られます。

しかし、言い負かされた相手は余計に気が悪くなり、あなたの居ない所で、さらに悪評を立てるでしょう。

そんな人の言うことなど、放っておけばいい。

などと、甘く見てはいけません。

話には、尾ひれ背びれが付き、あること無いこと勝手に大きくなってしまうものです。

あなたが居ない所で、誰かがあなたの悪評をバラまき散らす。

信用が下がると、とにか何をやるのも難しくなってしまいます。

苦手な人や嫌いな人に出会ったら。

まずは、関わりを避け逃げること。

逃げられない時は、敵に回さないため、相手を出来るだけ良い気分にさせること。

それは、相手を思ってのことでなく、評判を下げられないように自分自身を守るため。

営業力を身に付けるためには、攻めだけでなく、守りの技術も大切になります。

攻めのテクニックにばかり注目が集まりますが、実戦で大切なのは“守りのテクニック”の方です。

自分自身を守るため、敵を作らないためにはどうすれば良いかを、一度意識し直してみてはいかがでしょう。

15.10.29

風評被害を防ぐためには、苦手な人を敵に回さないことも大切ですが、実はもっと注意しなければならない点があります。

人間力を磨き、コミュニケーションスキルを上げ、積極的に人に会い、頑張れば頑張るほど何故か貧しくなっていく人の特徴について。

次回、お話しさせていただきます。

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