どんな仕事をしても上手くいく人と、失敗する人の最大の違いは。
“他人を喜ばせる”
ここに意識が向いているかどうか。
人を喜ばせることに、集中出来るかどうか。
ここが最大のポイントです。
しかし、
その話を聞いて、「なるほど!」などと感じる人は、ほとんど居ないのでないでしょうか?
みんな気が付いています。
心理学やコミュニケーションに関するセミナーなどは、どこでも大盛況ですよね。
「人から好印象を持たれる技術」
「相手のイエスを引き出すコミュニケーション術」
などのタイトルを様々な書籍やセミナーのタイトルで目にします。
しっかりと勉強し、いつも人と接する時には学びを活かしている。
おかげさまで、周りに良い人ばかりが集まるようになった。
そして、仕事が次々と上手くいくようになったかと聞かれれば。
……
学ぶ前と何も変わらない。
ありがちなパターンです。
なぜ、現実はなかなか変わらないのでしょう?
理由は様々です。
その一つが、
“環境を味方に付けているかどうか?”
営業職で、人の集まるイベントなどに出向き、仕事を取らなければならないとします。
出会った人に好印象を与え、また会いたいと思ってもらえるようになると、一時的には成果は上がるでしょう。
ですが、こんな時にあなたが一番に好印象を持ってもらわなければならないのは、その場を作ってくれた主催者です。
主催者に感謝の気持ちを向けていますか?
見込み客になり得ないからと、無視していませんか?
もし、そうなら!
主催者から見れば、あなたはただの不審者です。
あなたは不審者として、イベントを開催する主催者間で情報共有され、他の参加者にも要注意人物として伝えられているでしょう。
こうなったら、もう仕事になりません。
学びを活かせば活かすほど、怪しさが増すだけです。
仕方なく、新たな活動の場を切り開いたとしても、また同じことになるだけ。
インターネットビジネスなどでも同じです。
アメブロやfacebookを使って集客したとしましょう。
こんな時でも。
アメブロやfacebookなども自然に存在しているのではなく、多くの人の手によって運営されていることを意識していますか?
これらの媒体も、企業から広告収入を得ることを目的に、ユーザーに無料で提供してくれているのです。
サービスを提供してくれている会社に迷惑を掛けていれば、あなたのアカウントはスパムと判定され、いつか削除されるでしょう。
人から好かれるコミュニケーションの方法や、心理学を学んだところで、あなたの居る環境を敵に回してしまっては、何事も上手くいきません。
学びを活かし、環境を味方に付ける力を付けるには、あなたが環境を作る側に回るのが一番です。
何らかの集まりを主催してみれば、不審者はすぐにわかるものです。
環境を作る力のある人は、それが出来る人同士で集まります。
不審者、スパム扱いされる人は、そんな人同士でグループになり行動します。
どちらに所属していた方が、何事も上手くいくかどうか?
誰でもわかりますよね。
読書やセミナーなど得た学びを活かす相手を、少し見直してみませんか?
それだけで、結果は大きく変わるでしょう。