健晃堂

不安から抜け出す方法はただ一つ

社会の仕組みは絶対的なものではありません。

江戸時代には士農工商といった身分制度があり、商人は一番下の位とされていました。

武士が一番偉く、武芸に秀でた者が尊ばれる時代でした。

昭和から平成にかけては、終身雇用制度の中で組織に所属して生きるのが、最も一般的で正しい生き方とされて来ました。

教育制度も、会社員や公務員になることを目指したものでしか無く、自分の力で人生を切り開く力を付けるための教育は、今でもなされていないようです。

そのため、起業家タイプの人間は子どもの頃、落ちこぼれ、不良、社会不適合者といったレッテルをしばしば貼られることになります。

しかし、終身雇用制度はもうずいぶん前に崩壊し、社会の仕組みが変化しつつあることは、誰でも感じているでしょう。

にもかかわらず、教育制度は未だに昔のまま。

崩壊しつつある社会の仕組みに従って生きていくのも不安。

だからといって、仕組みの中から抜け出し、固定給も社会保障も何も無い状態になってしまうのも、また不安。

一体、この先どうしたら良いのかわからない。

そのような人々の不安な気持ちが、世の中に溢れ返っています。

一方で、何をしているのかよくわからないにもかかわらず、不安無く生きている人も増えつつあります。

今までの社会の仕組みの中には無かった、不安の少ない生き方を実現した人。

このような人の多くは、かつて、落ちこぼれ、不良、社会不適合者といったレッテルを貼られていた人達。

もしくは、社会構造の中で真面目に普通に生きていたにもかかわらず、何らかの理由で、レールから外れてしまった人達です。

表現を変えれば、生きるためにある本能の持つ力が強い人達となるのでしょう。

不安なく生きているように見えるが、一体何をしているのかわからない人達。

そんな人は、決して世の中に何らかの価値を提供することをサボっている訳ではありません。

その価値とは、自分の心と体の内側から生み出される価値。

ただ、それらが今までの社会構造の中に、存在していなかっただけ。

だから、何をやっているのかわからない、虚像、地に足が着いていない、などのように、今までの社会構造の中に居る人には見えてしまうのでしょう。

私は、お金が無くても幸せに生きられる、などの類の話は好きではありません。

むしろ、強い嫌悪感すら感じる方です。

真理を言い表しているとは、とても思えません。

社会構造がこれからどう変化しようとも、今お金を稼げない人がそのまま変化せずに、新しく出来た仕組みの中で豊かになれるとは到底考えられないからです。

お金持ちを目指すのは素晴らしいことだと思っています。

その一方で、お金は決して人々の不安を解消してくれるものではない、とも感じています。

お金があったらあったで、いつ財産を横取りされるかわかりません。

税金対策に追われたり、資産管理に頭を悩ませたりと、不安の種類が変わるだけです。

場合によっては命を狙われることすらあるでしょう。

今、世界情勢もきな臭くなって来ています。

もし、世界大戦でも起これば、銀行に預けているお金は預金封鎖により引き出せなくなるかも知れません。

ハイパーインフレにより今までコツコツと貯めて来たお金が、何の価値も持たなくなるということも、現実にあり得る話でしょう。

事実、歴史のひもを解いてみると、このようなことは何度も起こっています。

ですが、

何もかも無くし、全てを失ってしまったとしても、体だけは残ります。

人の体には、生きるための方法を本能的に察知する能力が、自然と備わっています。

人体の仕組みは、知れば知るほど素晴らしいものです。

心と体の繋がりの仕組みを知り、生きるための本能の持つ力を高めることで、内側から新たな価値を無限に生み出すことが出来るからです。

例え、何もかも失ってしまったとしても。

心身が健康でさえあれば、人は不安なく生きられるようになっています。

もし、あなたが今、何らかの不安に囚われているとしたら。

体が発する内側の声に耳を傾けてみて下さい。

仕事や地位・人間関係・財産的価値を持つものなど、無くすことが怖いと感じていたとしても。

もしかしたら、それらはあなたが不安なく豊かに生きるために、最初から必要が無いものかも知れません。

生きていくために本当に必要なものは、体の声が教えてくれるはずです。

頭だけで考えてしまっては、生きるための道を、大きく間違ってしまいかねません。

本当に必要なものを知り、それらを手に入れるための方法を考える。

そこに立ち戻れば、自然と世の中に価値を提供出来るようになり、必要なお金も手に入れられるでしょう。

不安から抜け出すただ一つの方法とは。

あなたの体が内側から発する声に、しっかりと耳を傾けること。

参考にしていただけると幸いです。

15.09.09

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