先月は、ストレス対策についてお話しさせていただきました。
今回から方向を切り替えて、ビジネスでも攻めていくための、運を切り開くための方法をお伝えさせていただきます。
スピリチュアルにも科学的にも、運を良くする方法は様々なところで語られています。
ですが、様々な開運方法を試す前に絶対に欠かせないのは、
運の良くなる体つくり。
心と体は繋がっています。
なぜなら、体をつくるのも心の状態を決めるのも、同じ脳からの信号。
その信号は脳からの一方的なものでは無く、体から脳へ、脳から心へと、常に行き来しているもの。
子どもの頃、辛いことがあって泣いていたり、たるんだ気持ちでダラけていた時に、恐い先生が来て、
「背筋を伸ばせ!!」
などと大声で叱られ、みんな一斉にビシッと姿勢を正す。
そしたら、その場にいた全員が一瞬にして気持ちが引き締しまった、などのような経験は誰にでもあるでしょう。
大人になって、いつも肩を落とし、うつむき加減になり、体はがちがちに固まっていたとしたら。
そんな状態が続くと、頭も固くなり気分も沈み込んでしまいます。
これでは、どんな開運方法を試したり、自己啓発に走ったところで、何も運は開けて来ません。
運を切り開くには、まずは体をしっかりとつくることが大切。
良い体からは良い信号が脳に届き、心の状態にも良い影響を与えます。
心が常に良い状態に保たれていると、人は意識しなくても自然と運を切り開くための行動を取るもの。
また、偶然に出会った素晴らしい情報なども、心が良い状態であれば、それらを取り逃すことも少なくなるでしょう。
では、運の良くなる体つくりのポイントとは、何があるのでしょうか?
それは次の5つです。
・ゆったりとした深い呼吸
・筋肉に柔軟性がある
・頭を空にする空白の時間を持つ
・腸の健康状態を整える
・体を冷やさない
いつも幸運に恵まれているように見える人は、必ずこの5つを大切にしています。
逆に、いつもツイてない、何をやっても不運に見舞われる人ほど、これらに気を配っていないのではないでしょうか?
なぜ、運を切り開くためにこの5つが大切なのか?
鍼灸師としての視点から、次回以降、順番にお話しさせていただきたいと思います。