健晃堂

やらないことを決める

何をやるかを決めるよりも、やらないことを決める方が大切。

ビジネスの世界ではよく聞く言葉ですが、人生全般においてこの考え方は大切です。

これは言い換えれば、自分の強みをただ一点だけ磨き続け、尖らせ、光らせるということ。

その為に、余計なことは一切してはいけません。

ブランド物などを見るとわかりやすいですよね。

高級ブランドの服やアクセサリーなどはシンプルですが、一目見て、それとわかります。

要らない部分を削いで削いで徹底的に削ぎ落として、必要な部分だけを残す。

そうすると、多くの人からは見向きもされなくなります。

ただし、ほんの少数ですが熱烈なファンが付きます。

支持してくれる人や興味を持ってくれる人は僅かでも、その人たちの背景にも同じような人が居ることを考えると、いつしかファンの数は増えてくるものです。

情報過多の現代では特に、あれもこれもと手を出して、何もかもが中途半端になってしまいがち。

そんな時代だからこそ、一点強く光る強みを持つ人が何事においても成功するのは自然なことでしょう。

しかし、

それはわかってはいるが、どうやってやらないことを決めれば良いのかわからない。

削いで削いで削ぎ落すといっても、何を削ぎ落とせばよいのかわからない。

そんな時は、

自分の存在意義は何なのか?

ここをまずは明確に意識してみることが大切。

存在意義とは、周囲の人達から自分はどのような形で必要とされているか、ということです。

それがわかれば、そこだけを残し、あとは徹底的に削ぎ落します。

人は色々な顔を持っているはずです。

全てを光らせようとしていては、何も磨き上げることが出来ません。

自分の存在意義を磨き上げるために、何をやらないと決めるか?

私自身は、組織に縛られることのない自由な生き方を追求しています。

また、同じようなライフスタイルを目指す人に向けて情報を発信しています。

私がやらないと決めていることを挙げると、

・組織に依存するような働き方はしない。

・ネットワークビジネスや、それらに類似する勧誘系ビジネスは一切やらない、話も聞きに行かない。

・店舗に自分が縛られるビジネスはやらない。

・在庫を抱えるビジネスはやらない。

・宝くじを買うなどを含め、ギャンブルの類は一切やらない。

こういったルールを、いくつか明確にしておくことで、反対に何に集中するべきかが明確になってくるものです。

“やらないことを決める”

定期的に何をやらないと決めて、それを見直してみることをおすすめします。

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